安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Google Bloggerで運営しているブログ「散木の小屋」を紹介します

こんにちは、暖淡堂です。 このはてなブログで運営している「還暦記:暖淡堂」と並行して、毎日記事を追加しているサイトに「散木の小屋」があります。 「散木の小屋」はGoogleのブログサービスBloggerで運営しています。 GoogleのBloggerは基本無料です。 …

世の中のゴタゴタは 憑き物落としで片付ける 夏に読む本 「魍魎の匣」 京極夏彦

こんにちは、暖淡堂です。 「巷説百物語」シリーズを再読していて、書棚の前に立つたびに、僕を呼び続けていた一連の本があります。 それは「京極堂」のシリーズ。 「姑獲鳥の夏」から始まるこの「京極堂」のシリーズは、いくつかのスピンアウトの作品群を含…

「あらざらむ この世の外の 思ひ出に」 和泉式部 表現力で他の歌人たちと一線を画する

百人一首第56番目の歌の作者は和泉式部いづみしきぶ。 恋歌を多く書き残した女流歌人です。 今回は和泉式部について紹介します。 和泉式部とは 生年が978年頃、没年は不詳です。 恋愛を多く経験した女性で、初め橘道貞と結婚し小式部内侍を産みます。 小式部…

僕と父とバイクのこと 北海道の「自動車第1号」のこと 豊沼-砂川(八)

www.motorcar-museum.jp 僕が生まれた頃、僕の父はバイクに乗っていた。母とは見合い結婚だが、二人が出会った頃は、バイクに二人乗りして一緒に出かけていたようだ。 二人はバイクに乗って、どこに行ったのだろうか。どんな風景を見たのだろうか。ふとそん…

古典作品を編集したものは著作権で保護されるか 「古典と著作権」

こんにちは、暖淡堂です。 書店や図書館には「古典全集」が置かれていますよね。 「万葉集」とか「古今和歌集」とか、「夏目漱石集」、「太宰治集」のような。 この全集に集められている古典作品は、そのほとんどが著作権の保護期間は過ぎています。 個々の…

VOCAPANDAさん「破邪大星ダンガイオー OP 1 – CROSS FIGHT! カバー」 デュエットの完成度の高さに驚く

こんにちは、暖淡堂です。 なんだか蒸し暑くなってきましたね。 読書をしていると、急に眠くなってきたので、ちょっとだけYouTubeを観ていました。 で、チャンネル登録していたVocaPandaさんの最新の動画がありましたので、紹介したいと思います。 今回はな…

2023年6月19日から6月25日 まるで商店街のような雑居ブログ、今年中にもう一つくらい一人立ちさせるとしたら?【近況、今週の振り返りと次週の予告】

こんにちは、暖淡堂です。 「還暦記:暖淡堂」は雑居ブログです。 最近は他のブログの整理も兼ねて、記事を移動させたりしているので、ますます雑居の程度が増している感じです。 雑居ブログは広告主さんのことをあまり意識していないので、アドセンスのクリ…

2010年2月中旬 タイでの本の入手方法を考えていた【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】

タイでの日々の暮らし方に慣れてくるとともに、次第に気になり始めたのが、本のこと。自分の場合、読書は趣味ではなく生活の一部。入浴や歯磨きのように、それをしないと1日が終わらない感じのものです。 なので、タイに行く時に持って行った本は、1ヶ月経た…

暖淡堂のアメブロサイトの一つ「暖淡堂書房へようこそ」の紹介

こんにちは、暖淡堂です。 はてなブログの他に、アメブロ、JUGEM、GoogleのBloggerでそれぞれブログサイトを運営しています。 今回はアメブロの暖淡堂関連サイトの一つを紹介します。 「暖淡堂書房へようこそ」 ameblo.jp このサイトは、暖淡堂が出版してい…

百話まで読みたい 夏に読む本 「巷説百物語」 京極夏彦

こんにちは、暖淡堂です。 もう20年ぶりくらいに京極夏彦さんの本にハマっています。 再度熱中し始めたきっかけが、「巷説百物語」。 僕のもっているのは以下の本ですね。 「巷説百物語」京極夏彦 平成11年8月31日 この本は初版が平成11年(1999年)。 今か…

「滝の音は 絶えて久しく なりぬれど」 大納言公任 漢詩、和歌、管弦に優れていた才人

百人一首第55番目の歌の作者は大納言公任だいなごんきんとう。 漢詩、和歌、管弦のいずれにも才能を示し、その上有職故実にも通じていたようです。 今回は大納言公任について紹介します。 大納言公任とは 生年が966年、没年は1041年です。 長寿の人だったよ…

文化庁長官の裁定で、少しは話が進められるのでは…  幻のハチ公映画が上映できない件

映画の著作物の場合、保護期間は公表後70年。 創作後70年以内に公表されなかった場合は創作後70年。 なお、保護期間は平成15年(2003年)の著作権法改正(平成16年施行)で50年から70年に延長されています。 で、白根記念渋谷区郷土博物館の方々は中川監督の…

田んぼの中のまっすぐな道 豊沼-砂川(七)

minkara.carview.co.jp 家のすぐ前にあった道は、当時は自動車が通ることはめったになかった。道は今のように舗装されていなく、轍と轍の間、道の真ん中のところに、夏になると雑草が生えた。周囲には田んぼしかなかった。避けなければならないものがなかっ…

Twitterが「著作権侵害を故意に助長」したことで訴えられる 【著作権あれこれ】

こんにちは、暖淡堂です。 著作権関連のニュースで、先週以下のものがありました。 forbesjapan.com このニュースでは、Twitter上のどのような行為が著作権侵害になっているのかがわかりにくいのですが、少なくとも「音楽の動画」に関するものではありそうで…

2023年6月2日から6月18日 復権? 地震、雷、火事、親父【近況、今週の振り返りと次週の予告】

こんにちは、暖淡堂です。 このところ、地震あり、雷あり、火事もあり、父の日もあり。 お、これは「地震、雷、火事、親父」ではないか、と気づいたところで。 この中ではやはり地震が一番心配ですね。 いつ起きるかわからないし、起こったら収まるまで耐え…

寺尾聰 「re-cool habana express」 大人の成熟を感じてしまうアレンジが格好いい

こんにちは、暖淡堂です。 寺尾聰さん、格好いいです。 今回紹介する「habana express」、オリジナルのアルバムが発売された頃にテレビで観た記憶があります。 その時も格好良さにぶっ飛びましたが、このリアレンジ版で、じんわりと感動しました。 曲が古く…

【現代詩】「「底」/の」 卵生の「ヒト」のイメージ 現代詩の試み

「底」/の /展開/ /…あ /あ… * 激しく 滑ら、かに 巻き 戻される 果たさ れなかった 「… …私…」 落下… し 底に溜 まる 動詞の群 底の「 獣 」たち の匂 う胃を満、たす …精密に目盛られた大地に染みすら残せなかった たった一度の展開 たった一度の砲…

【現代詩】「異和/虜囚の目」 ここ、をいつも満たしにくる「私」のイメージ 現代詩の試み

異和/虜囚の目 …侵入するものよ… …食らいつく貪欲な意味達よ… 無数の薄層は匂い豊かに濡れ砂を吐きながら崩れる 緩く波打つ白い肌の表面に凝るかに感じる鉛の短針 微かな接触に不確定の波動は遅延し虫達の群が崩れ メニスカスに意識を集め音もなく重なりな…

「忘れじの 行く末までは 難ければ」 儀同三司母 藤原道長台頭の影に没落する家族

百人一首第54番目の歌の作者は儀同三司母ぎどうさんしのはは。 女房三十六歌仙の一人に数えられています。 今回は儀同三司母について紹介します。 儀同三司母とは 生年が940年、没年は996年頃です。 やはり疫病が流行った頃に亡くなっています。 従二位式部…

石炭ストーブで暖められた部屋 昭和の北海道の暖房 豊沼-砂川(六)

石炭ストーブ 北海道第百科事典(昭和58年、北海道新聞社)より 父母、祖父母の並ぶ真ん中に僕が飯台に手をついて立っているところを写した写真がある。皆、暖かそうな服を着ているので、冬の写真のようだ。髪の毛が生え揃い、自分で立とうとしているので、…

カッコウの鳴き声で目覚めた夏 豊沼-砂川(五)

カッコウ 北海道第百科事典(昭和58年、北海道新聞社)より 実家は田んぼの中に建っていた。20メートルほど離れたところに隣の家があった。が、さらに隣の家までは100メートル近く離れていて、その隣になると、数100メートル先にあった。 家の前の道に沿って…

2023年6月5日から6月11日 梅雨入りしましたね、台風の影響がちょっと心配です【近況、今週の振り返りと次週の予告】

こんにちは、暖淡堂です。 最近は「静かに雨が降る」なんていう感じの梅雨入りではなく、いきなり豪雨で始まりますね。 おまけに、この時期にもう台風がいくつも日本に接近するようになって。 なんだかいろいろと変わりつつあるかな。 今年の夏は節電が呼び…

懐かしい「YOKOHAMA」 増田俊朗 アルバムバージョンがおすすめ

こんにちは、暖淡堂です。 増田俊朗さん、好きでした。 (間違ってYouTubeで「増田俊雄」さんで検索したら、日本経済の再生〜のような動画がたくさん出てきて、おお、増田さん路線変更したのか、と思ってしまいました) 今回は増田俊朗さんの「YOKOHAMA」を…

タイのお寺はトンガっている【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】

上の写真は2010年5月頃に撮影したものです。 まだ家族がタイに引っ越してから間もない頃に出かけた先で見た建物で、お寺のようでした。 この後も、タイではお寺をたくさん目にしました。 日本のお寺と違うところがたくさんあったので、覚えていることを書い…

【現代詩】「界」 路面で揺れる棒杭のざわめきのイメージ 現代詩の試み

界 枯れ落ちた棒杭が 道を埋めて 揺れ ながら 足をつかむ 掘り返す 発酵して 巨大な花が 白く 煙を流す 熱い夏 なかったはずのものが 振り返る 海辺の 穴 の 目 すり鉢状の 底の魚卵 と 骨 逃げて行く 背中 あの犬はもう埋めてしまったほうがいいだろうただ…

「嘆きつつ ひとり寝る夜の あくる間は」 右大将道綱母 夫、藤原兼家に宛てた歌

百人一首第53番目の歌の作者は右大将道綱母みちつなのはは。 「蜻蛉日記」の作者としても知られていますね。 また、清少納言らと共に女房三十六歌仙の一人ともされています。 今回は右大将道綱母について紹介します。 右大将道綱母とは 生年936年、没年は995…

腰痛を悪化させないように心掛けていること 二つ

こんにちは、暖淡堂です。 ちょうど厄年の頃、ぎっくり腰をやってしまいました。 その後、時々きつめの腰痛が出て、それなりに困っています。 最近はそれでも、少しずつ腰痛の悪化を防ぐ手立てもわかってきました。 腰痛を悪化させないように心掛けているこ…

冬は今よりもずっと雪が多かった 豊沼-砂川(四)

今と比べると、僕が子供の頃(昭和40年代)は今よりもずっと雪が多かった。冬になると道路は雪に埋められた。降り積もった雪を足で踏んで固めた細い道を、近隣の人たちは共同で使っていた。 自動車は走れず、大きな荷物を運ぶ時などは馬車を使ったようだ。祖…

今日は中国からの来訪者と面談しました まだしばらくはお互いの行き来は簡単ではないようです

こんにちは、暖淡堂です。 今日は朝からお昼くらいまで自宅でテレワーク、午後は出社して来客と面談しました。 中国から来られた方々とお話し。大体1時間半くらいでした。 日本語の得意な方々で、ほとんど日本語で会話しました。 いつも思うのですが、僕たち…

人間はいつまで自分で運転するのか 自動運転、空飛ぶ自動車、ドローンなどの活用を望む 【還暦記】

こんにちは、暖淡堂です。 自分は18歳の夏に運転免許を取得しました。 免許取得後すぐに車の運転を始めましたので、もう運転歴は40年です。 車を運転できると楽しいですね。 好きなところに行けるし、重たい荷物も運べるし。 ただ、いつも思っているのですが…

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