安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかな暮らしのために

現代詩

郷里への想い 帰り着けない場所としての、遠ざかり続ける空洞

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 記憶の中で、暗い仏間にはいつも、祖母が寝ている。 祖母は布団から細い腕を出して、野球のボールを握っている。 あの家は…

書店で楽しそうに過ごす子供の姿に、心を動かされた日

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 自分自身が読書が好きで、本が好きである。 なので、書店に出かけることが多い。 子供がまだ小さかった頃から、いつも一緒…

冬の訪れを告げる音のイメージ 静かな夜に聞こえてくるもの

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 今回は二作品を紹介します。 冷たい雨の降り続く夜。 耳を澄ますと、一定のリズム感を持った音が聞こえてくる。 眠りに落…

旋回する曲線のイメージ 絵画の線に導かれるように

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 季節の変わり目に、思いがけず強い光が空から射していることに気づく。その眩しさに瞼を閉じると、網膜に数本の線が描かれ…

その場で跳躍し続けるものというイメージ ジル・ドゥルーズの反響

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com その場で跳躍し続ける。そして、地面に降りるたびに別のものになっている。同じものの再現ではなく、n'であり、n''であり…

文章の見た目、言葉の詰まり具合が気になっていた頃

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com ちょっとした理由があって、岩成達也さんの詩を集中的に読んでいたことがあります。岩成さんが現代詩手帖の投稿欄の選者を…

頭の中でいつも誰かに対して話し続けている その声を聞いている誰かがいる

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 太宰治の小説「思い出」の中に、頭の中で常に自分の行動に注釈をつけ続けているということが書かれていました。ふと、とか…

深海魚と輝く砂とのイメージの交差 

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 深海魚とか、古代の魚とか、割と好きです。見た目がちょっと異様ですが、おまけに近くにいるとちょっと怖いと思うのですが…

そもそも性質の違うものを無理に貼り合わせているとそのうち剥がれてきてしまう

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 同じものでも、一旦切り離してしまうと、もう元には戻せません。例えば一本の木も、薪のように小さく切り分けてしまったら…

田沢湖を訪れた時のことを思い出しながら もう紅葉の季節ですね

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com もう20年近く前になりますが、田沢湖の畔を路線バスで移動したことがあります。最終の目的地は、山の方に入ったところにあ…

雨の日に 見知らぬ土地を バスで移動したことを 思い出しながら

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com はじめて訪れる場所を、路線バスで移動するというのは、とても不安なものです。それが、雨の降る夜だったりするとなおさら…

駅に流れ込むもの 交差するもの

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 今は在宅勤務の比率が高いので、週に一度程度しか電車を利用しませんが、コロナ前は毎日、満員電車で通勤していました。基…

同じ空間に過剰に存在するとどうなるのか 過飽和ということ

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 砂糖や塩を水に溶かす時に、砂糖や塩の量を次第に増やしていくと、やがてどこかの時点でもうそれ以上は溶けなくなります。…

権勢の頂点から急にいなくなってしまった平家の存在意義

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 平家物語は、僕の好きな本です。岩波文庫版の「平家物語」、何度も読んでいます。平安時代末期から鎌倉時代にかけて、最終…

硬い水面 押し返す液体のイメージ

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com またちょっと理系の言葉で書かせてください。 ダイラタンシーという現象があります。ゆっくりと力を加えるとダラーっとト…

駅舎 旅立つところ 帰り着くところ

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 生まれ育ったところから遠く離れて暮らしています。 時々帰省しますが、すぐに今暮らしているところに戻ってきてしまいま…

ただすれ違っただけのものを 不意に思い出すのはどうしてなのか

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 街中を歩いている時に、ただすれ違っただけのものや、意識もせずにただ視界に入っただけの出来事を、覚えていることってあ…

急ぐほど無駄が多くなりますね カルノーサイクルの効率のことなどを思い出します

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 水の流れを利用する水車。 水が高いところから低いところへ流れ下る時のポテンシャルエネルギー変化を使うので、排ガスな…

光の粒が見える夜 月の美しい夜に

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 月が太陽よりも「美しい」と感じるのは、それをじっと見つめることができるからだと思います。 太陽だと、眼が焼けてしまいますね。…

埋もれている記憶は、身体のどこかで思い出されるのを待っている

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com ある時から、記憶とは脳のどこかにあるのではない、と思うようになりました。 脳は、身体のどこかにある記憶を言葉にしているだけ。 …

どこを郷里と思えばいいのか、迷うときがやがて来る

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 祖母が亡くなった後、しばらくは実家は自分の帰るところではないような感じがしていました。 家の中の大切なものが欠けてしまって、…

身体の肌と 大地の表面との ザラリとした接触 底にあるものの類似を表現する試み

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 人間の身体の中にあるものは、どれもとても柔らかくて、それを骨格と皮膚で覆うことで形を維持しています。 それは、地表の下にある…

層状の空間を滑る速度差と 言葉と意味の合致を妨げるものの情景

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 声は衝動から生じ、言葉はリズムから生じ、意味は身体の感覚から生じる。 そんな感じがすることがあります。 詩が文字になるのは、そ…

地中から思いがけないものが掘り出されてしまう そんな足元の危うさ

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 確かなものではないのに、それを何度も踏み締めているうちに、しっかりとした、安定したものだと思い込んでしまう。 そういうものっ…

戦乱の地で育つ命たちのことを考える 共鳴し、発熱するもの 砂漠で転がる視点

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 地球上のさまざまなところでの騒乱が治まりませんね。 お互いの穏やかな暮らしを尊重できればいいのですが。 いつまでも続く騒乱の根…

意識の底にあるザワザワと騒がしいもの 揺れ動き続けるものを表現する

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 意識の上には現れないのですが、底の方でザワザワとしているものがあるような気がしています。 声になる前のささやきのように、その…

新しい「私」が絞り出されるとき

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 毎朝、同じ「私」として目覚めます。 そのことに、慣れてしまっていますが、これって、いつまでも続くと信じていていいのかなって、…

空間を切り分けるものとは何か

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 理系の言葉で書いてみます。ご容赦を。 ものの表面というのはどのようなところでしょうか。 例えば石の表面。 指で触れてみて、石の…

滑りながらズレ続けるもの 時に交わるもの

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com じわりと秋になりつつありますね。 季節の変わり目にはいつも激しい雨が降る。 そんなふうに思っています。 今年も、もう何度か激し…

自分のことしかわからないのに、なぜ他人がいると確信しているのか

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 自分が確かめられるのは、自分のことだけです。 それなのに、他人がいて、街の暮らしがあって、おまけに、行ったことのない遠い国で…

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