タイでの日々の暮らし方に慣れてくるとともに、次第に気になり始めたのが、本のこと。自分の場合、読書は趣味ではなく生活の一部。入浴や歯磨きのように、それをしないと1日が終わらない感じのものです。
なので、タイに行く時に持って行った本は、1ヶ月経たないうちにほぼ読んでしまっていて、2度目、3度目と読み返していました。
なんとかして本を入手しないと、と考えていたところ、現地のスタッフから、バンコクの伊勢丹にKINOKUNIYA(紀伊國屋書店)があると教えてもらいました。で、早速週末にでかけてみました。
ありました。伊勢丹の最上階に。大きさは中くらいの小さめ(?)。入って右手側に洋書と現地の本、左手に日本の本が置かれていました。日本の本は、だいたい日本で買う時の2倍から3倍くらいの値段でした。
日本に帰って買うよりは安いので、数冊厳選して購入。で、その後洋書コーナーへ。海外に出張する機会が増え、日本にいる時も海外からの来客と会うことが多くなっていたので、自分の英語力向上も兼ねて洋書は時々読んでいました。
で、見つけたのがダンシモンズ。この時はイリアムを買いました。ダンシモンズは日本語訳のハイペリオン、エンディミオンを読んでいたので、その面白さは知っていました。今度は英語で読んでみようと思い、イリアムを買ってみました。
読み始めると、ハマりました。わからない単語や表現はどんどん飛ばしたのですが、それでも面白い。結局、1週間と少しで読み切り、次のオリュンポスを紀伊國屋に買いに行ってしまいました。
バンコクのKINOKUNIYAには、家族がタイに来てからも何度も行きましたね。この書店があって、とても良かったです。
ちなみに、シラチャにも日本の本を売っているお店がロビンソンの中にありました。
よく行きましたが、あまり買いませんでした。
品揃えがイマイチだったからかもしれません。
どちらかというと古本屋さんの方に行きましたね。
2010年2月中旬 タイでの本の入手方法を考えていた
【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】
日本でも、引っ越した先で使える書店はすぐに探します。そのくらい、僕の暮らしと本は切り離すことができないくらいです。そういえば、中学生から高校生にかけて、いわた書店にはよく行きました。その頃の僕の頭の中は、いわた書店で買った本の中味でできていたと思います。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。