安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかな暮らしのために

暖淡堂の書棚

「『印象』の心理学」 田中知恵 〜わたしたちは、自分の信念に合うものをおぼえ、また本当にはないものまでおぼえているように思う〜

イメージ こんにちは、暖淡堂です。 この本は、表紙に目が止まり読むことにしました。 内容がとても面白く、一気に読み終えていました。 自分、他人、仲間、他者の集団、状況、などの理解にバイアス「思考のくせ」が影響を及ぼしているということ。 確かにそ…

「年代別 医学的に正しい生き方 人生の未来予測図」 和田秀樹 老いの準備は40代から

未来予測図 こんにちは、暖淡堂です。 あと数年で還暦。それと同時に会社での定年を迎えます。 で、気になっているのが、その後の生き方。どうしても、その方面での読書が増えます。 今回は、和田秀樹さんの一冊。 40歳代から80歳代まで、それぞれ医学的見解…

「死の医学」 駒ヶ嶺朋子 創作と生と死と

幽体離脱は脳の機能で説明できる こんにちは、暖淡堂です。 今回読んだ本は、まだ消化不足です。断片的にしか紹介できません。ご了承ください。 まず、臨死体験、幽体離脱、狐憑きなどの憑依現象などは、どれも脳の働きで説明ができるようになって来たという…

あやしい探検隊 北へ 椎名誠 30年物 

就職した頃に買いました。 何度も繰り返し読んだので、ページの端の方がボソボソになってしまっています。そのくらい読んでいたのですね。 今でも時々読んでいます。 椎名さんの本にはものすごく影響をうけました。 自分のこれまでの生き方の所々に、椎名さ…

「精神科医が教える ちょこっと ズボラな老後のすすめ」 保坂隆 現役時代のストレスを第二の人生に持ち込まないために

こんにちは、暖淡堂です。 今回の本は「ちょこっとズボラな老後のすすめ」。ポイントは「ちょこっと」というところ。ちょっとだけ手抜きをしましょうね、というすすめです。だらしなくなってはいけません。 今回の読書で面白いと思った点は以下になります。 …

「待つ力」 春日武彦 「待つ」ことのスリルと醍醐味

読書の秋 こんにちは、暖淡堂です。 読書の秋ですね。暖淡堂は夏でも秋でも本を読み続けています。もう趣味ではなく、習慣ですね。その時その時の自分の中身は、読んでいる本とほぼ同じ、くらいに感じたりしています。 で、春日武彦さんの「待つ力」を読みま…

自分の決断に自信を持つ ジェリー・ミンチントン 「うまくいっている人の考え方 完全版」

こんにちは、暖淡堂です。 もう数年、何度も繰り返し読んでいる一冊です。 ベストセラーになっている本なので、ご存知の方も多いかと。 この本を読んで、僕が自分で実践しているのは以下になります。 自分の決断に自信を持つ 自分のしたいことをする 断るべ…

西村寿行 「碧い鯱」 1980年代初頭に炭酸ガス濃度上昇への警鐘を鳴らした ハードアクション巨編

こんにちは、暖淡堂です。 今年の夏は、昔から好きだった作家の本を読み返していました。 その中の、西村寿行さんの本を紹介します。 鯱シリーズの四作目「碧あおい鯱」です。 鯱のシリーズのメインキャラクターは仙石文蔵、天星清八、関根十郎、十樹吾一の…

椎名誠 「海浜棒球始末記」 夏になると読みたくなる

海浜棒球始末記と浮き球 夏になると読みたくなる本のうちの一冊です。 過去にも読書記録でブログの記事にしていますが、今年も読んだので、今回の感想を書いておこうと思います。 最近は、同じ本を繰り返し読んでも、毎回楽しめます。 推理小説で、犯人や犯…

横溝正史 「日本探偵小説全集9 横溝正史集」 名探偵金田一耕助登場

日本探偵小説全集 9 /東京創元社 楽天市場 Amazon Yahooショッピング by カエレバ きっともう五回以上読んでいます。 この本を買ったのが1992年。 その頃は本格ミステリーの若手の作家の方が多くデビューされていて、数多くの作品が世に出されていました。 …

なぎら健壱 「町の忘れもの」 東京の街のノスタルジー

なぎら健壱さんの本を読みました。 町の中の忘れられていたものを見つけて、それをそっと写し取ったような写真に、優しい語り口の文章が添えられています。 一気読みをしてしまいました。 暖淡堂は東京の生まれではありませんが、東京にも、僕が懐かしいと感…

浅田次郎 「長く高い壁」 昭和13年の中国大陸の描写

小説の巧者、浅田次郎さんの小説を読みました。 舞台は昭和13年(1938年)の中国、長城の張飛嶺。 そこで起こった分隊10名全員死亡という事件。 その解決に、従軍作家と検閲担当中尉が向かいます。 現地にはコワモテの憲兵曹長。 この三人が、関係者への尋問…

【初めて自分で買って読んだSF】若桜木虔 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

中学生の頃ですね。 砂川の「いわた書店」で文庫を買いました。 iwatasyoten.jimdosite.com 映画を観る前だったのですが、ラストシーンを涙を流しながら読んだのを覚えています。 そのくらい感動しました。 もともとSFは好きで、小学生の頃、学校の図書室に…

太宰治 「津軽」 今年もこの本を読む季節

「読書記録」ではなく、「安心感の研究」です。 暖淡堂は太宰治さんの「津軽」が大好きで、何度も繰り返し読んでいます。 ここ数年は決まって夏になると読みたくなります。 で、今年も先週の半ばに読みたくなり、今回はゆっくり読み返しました。 ストーリー…

安倍寛信 「安倍家の素顔」 安倍氏とは、あの系譜に連なる一族

安倍寛信さんは、安倍晋三さん、岸信夫さんのお兄さん。 その安倍寛信さんが安倍元総理の退陣後、2020年冬に発表された本です。 この本では、安倍家、岸家の系図、相関などが家族の視点で描かれています。 安倍元総理の業績や政治信条などはほとんど書かれて…

沖 幸子 「50過ぎたら暮らしは単純、気持ちは豊かに」 老後を生きるための準備は50代に

この本、初めは嫁さんが読んでいました。 それを、ちょっと借りて、先に読み終えてしまいました。 とても勉強になります。 ちょうど50代の終わりに差し掛かっている暖淡堂としては、書かれていることがほぼすべてためになることばかり。 今回の読書で学ん…

上田秀人 「百万石の留守居役十七 要訣」 壮絶な舌戦の果て

上田秀人さんの小説のファンは多いかと。 剣戟シーンもとても面白いのですが、言葉で挑む舌戦にも息を呑みます。 この「百万石の留守居役」シリーズは、加賀前田藩の宿老本多政長の娘婿、瀬能数馬の成長を描いています。 シリーズ前半の、徳川将軍位継承での…

北方謙三 「楊令伝十五 天穹の章」 夢として伝承されるもの

北方謙三さんの「楊令伝」、全巻再読しました。 二度目も面白く読み進められました。 年で、物忘れが激しくなっていることもあるかもしれませんね。 「楊令伝」は「水滸伝」を承けて続けられたシリーズ。 楊志の子として育てられた楊令を主人公としています…

「満足死 寝たきりゼロの思想」 奥野修司 満足死と尊厳死の違いとは?

自分がどのように死ぬのか。その死に方を自分で選べるのか。そして、最後に自分はその死に方に満足して死んでいけるのか。 終活に関する本を探していて、この本に出会いました。この本はノンフィクションの作品です。作者の奥野氏は、四国高知県の漁港に近い…

老いは病気ではない 「腰痛は歩いて治す」 谷川浩隆

厄年の頃にギックリ腰を経験してから、時々腰痛でしんどい思いをしています。長時間座っていたり、きつい肉体労働をしたりした後には大体腰痛が出ます。 なんとか治す方法はないかと思っていたのですが、この本を目にしたので手に取って読んでみることにしま…

面倒臭がらずに勉強すべきだった… 「結婚したら知っておきたい保険の選び方」 三田村京

正直、保険のことを考えるのは面倒でした。内容を理解するのが難しかったり、金額の計算がややこしかったり。それに、保険に加入した時には、60歳とか65歳とかになるのはずっと先のことで、その頃にどんな暮らしをしているのか、どれくらいお金が必要になる…

繁田信一 「殴り合う貴族たち 平安朝裏源氏物語」 色彩鮮やかな時代の影

源氏物語に関する本を手にする機会が増えました。 で、今回読んだ本がこれです。 とても面白く、一気に読んでしまいました。 平安時代の貴族たちの乱暴狼藉エピソードがたくさん書かれています。 平安時代のイメージは、色鮮やかな絵巻のようなもの。 色彩鮮…

本田桂子 エンディングノートのすすめ 自分のため、家族のために残すもの

エンディングノート、準備されていますか? まだまだ自分は、死ぬことなんて考えていない。 そんな人がほとんどでしょう。 でも、人はいつか必ず死にます。 それも、自分で予定など立てられません。 自分が死んだあと、家族が困らないように、できる準備をし…

田村圭介 「なぜ迷う 複雑怪奇な東京迷宮駅の秘密」 ダンジョン再び

また駅の本を読んでしまいました。 通勤で使う新宿駅のイメージが強いせいでしょう。 なんでこんなに人が多いのかと、腹立たしく思ったこともあります。 新宿駅の朝の通勤時間帯、自分の行くべきホームにたどり着くことが大仕事です。 職場に着くまでに、す…

岸本裕紀子「感情労働シンドローム」 虚無感、無力感の底にあるもの

労働は、肉体労働と頭脳労働に分けられてきました。 そこに感情労働と呼ぶべきものが加わっていて、その感情労働でのストレスが、近年、私たち労働者の感じる虚無感、無力感の背後にあるようです。 感情労働とは、感情のコントロールも仕事の内容に含まれる…

ニコラス・スパークス Three weeks with my brother - a memoir 自分の過去を振り返りながら

ニコラス・スパークス(Nicholas SPARKS)の作品です。 この本だけ、兄のマイカ(Micah)との共著の形になっています。 出版は2004年。 探したのですが、邦訳がまだないようです。 この本は、娘がまだ小さかった頃に買いました。 自分も仕事の内容が変わり、…

「沿線格差 首都圏鉄道路線の知らせざる通信簿」 東急の創設者って知ってる?

電車に乗って移動すると、路線ごとに窓の外の景色の雰囲気が違うことに気づきますね。 その理由を、データに基づいて説明したのがこの本です。 書いた人たちは「首都圏鉄道路線研究会」といいます。 中央線、総武線、東急、東武、京王、小田急などの沿革や現…

中山庸子「自分をとり戻すための読書術 本と対話する生き方」 

外山滋比古さんもそうですが、中山庸子さんとも出会います。 たくさん本を読んでいると。 本好きの人を引き寄せるなにかがあるのかもしれません。 中山庸子さんご自身の読書体験から、書斎兼仕事場のご紹介、本の整理の仕方まで幅広く書かれています。 どれ…

【暖淡堂書房の書籍一覧】2022年2月18日現在

こんにちは、暖淡堂です。 2022年2月17日時点での暖淡堂書房の書籍一覧になります。 書籍の新規追加はありません。 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」の卦辞の比較を書いた書籍の準備中です。 以下のリストにある書籍はいずれもAmazon Kindleの電子書籍とし…

外山滋比古 「乱読のセレンディピティ」 忘却のすすめ

読書を続けていると、何度も遭遇する作者がいます。 外山滋比古さんもその一人。 「思考の整理学」がよく知られていますね。 で、今回は「乱読のセレンディピティ」。 いろんな本を読むことを勧めています。 この本で興味深かったのは以下です。 本は乱読し…

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