こんにちは、暖淡堂です。
暖かくなってきましたね。
通勤の電車の中の人がぐっと増えましたが、僕は書物の世界に没入です。
紀元前753年のロムルスによる建国から紀元前270年頃のターラント戦の勝利まで。
近隣諸国との攻防や当時の先進国であったギリシャとの関係など。
研究者とは違った独自の視点で描かれます。
塩野さんは、現代の欧州の研究者の視点に違和感を感じています。
むしろ、古代の歴史研究家に心を通わせます。
そこには、現代の欧州人にあるキリスト教的なものがない、自由な言葉があるから。
「ローマ人の物語」の文庫版は各冊200頁ほど。
持ち歩くにも最適です。
是非どうぞ。
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