安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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「大義 鬼役(九)」 坂岡 真 老中水野越前守の陰

宿直明けの矢背蔵人介は、雨の中、門番と並んで老中水野越前守の登城を見ていた。

不意に老中水野の乗る駕籠を、刺客が襲った。

駕籠に駆け寄り、刺客の前に立ちふさがった矢背蔵人介に、刺客は何事かを依頼した。

水野越前守は、倒れた刺客の遺体に殴る蹴るの暴行を加える。

刺客が水野越前守を襲った背後には、甲州金をめぐる幕閣内の抗争があった。

 

 

八王子千人同心の組頭の次男坊が、若妻と二人、江戸に出てきた。

矢背蔵人介に昌平黌までの道を聞いた若者は、その直後、酒に酔った侍が切りかかった子供をかばって切られてしまう。

残された妻と、若者の兄は、仇討を図るが、幕府は事件そのものをなかったことにしようとする。

矢背蔵人介は仇討を助けることはできるか。

 

 

本巻は、続く「血路」とぜひ一緒にお読みください。

久し振りに登場する家慶の子、望月宗次郎も活躍します。

 

 

大義 鬼役(九)」 坂岡 真 老中水野越前守の陰

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