安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「恋すてふわが名はまだき立ちにけり」 壬生忠見 内裏歌合での名勝負

百人一首第41番目の歌の作者は壬生忠見です。 この歌は40番目の平兼盛の歌と、村上天皇の内裏歌合で優劣を競ったもの。 村上天皇は平兼盛の歌を勝ちとしましたが、いずれの歌も優れていたため、後世に名勝負として伝えられました。 今回は壬生忠見について紹…

ブッコローのサイン本をいかに確保するか 戦略戦術と計算 「有隣堂しか知らない世界」切り抜きより

こんにちは、暖淡堂です。 ゆーりんちーです。 ブッコローのサイン本、確かに欲しいなと思います。 新百合ヶ丘の有隣堂には置かれるのかな? サイン本、100冊追加で用意するために、これだけ考えているのですね。 この動画は、郁さんのファンが増えてしまう…

山地剝 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

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【住めば都】転勤族の落ち着き方 引っ越しで学ぶこと(3)

多摩丘陵での暮らし 前回は就職してから結婚する前までの引っ越しを振り返りました。 今回は結婚してから現在までです。 第十回目の引っ越し 第十一回目の引っ越し 第十二回目の引っ越し 第十三回目の引っ越し 第十四回目の引っ越し 第十回目の引っ越し 結婚…

【住めば都】転勤族の落ち着き方 引っ越しで学ぶこと(2)

転勤族となるまで 前回は学生時代の引っ越しを振り返りました。 今回は長くなった大学生活を終え、就職してからのことをまとめます。 第五回目の引っ越し 第六回目の引っ越し 第七回目の引っ越し 第八回目の引っ越し 第九回目の引っ越し 第五回目の引っ越し …

「歌わないでモノマネして」は著作権への配慮? ブッコロ〜とP

www.youtube.com こんにちは、暖淡堂です。 ゆーりんちーです。 「切り抜き」も含めて「有隣堂しか知らない世界」をよくみています。 で、今、みていて気づいたことがあったので、忘れないうちに投稿しておきます。 この動画の中で、P(プロデューサー)が、…

【住めば都】転勤族の落ち着き方 引っ越しで学ぶこと(1)

一人暮らし 現在は多摩丘陵地区の住宅地で穏やかに暮らしていますが、ここに来る前は数年おきに転勤・引っ越ししていました。 仕事の都合でしたが、妻や娘にも大きな負担をかけ続けていました。 現在の住居に落ち着くまでにしてきた数回の引っ越しをざっと振…

【現代詩】「駅/発酵」 旅立つ人も、帰り着く人も、もう誰もいない駅

駅/発酵 (…ああ、季節が、かわる… …散り積もった枯葉、を、掻き分けるように掘る、と、底、に… …じゅくじゅく、と、醗酵し始めた厚い腐葉土の層、さらにその、下、に… …雨、が、近づいてくる、その響きが指先に伝わる、雨は、深い底で、降っている… …鼻、…

3Dプリンターは著作権上の問題になりうるか 「著作権あれこれ」

3Dプリンターは著作権上の問題になりうるか 3Dプリンターは装置や樹脂が販売されているので、個人で利用できるようになっています。3Dデータがあれば、立体的なものの複製も可能ですね。 この場合、著作権上の問題は発生していないでしょうか。現行の著作権…

百人一首の時代 第31歌から第40歌まで まとめ

百人一首の第31歌から第40歌までをまとめます。 途中で、選ばれる歌が、古今和歌集にあるものから、古今和歌集以後の勅撰和歌集のものに変わります。また、源姓、平姓の作者も現れてきます。その中から武力集団を構成するものや、文学の才能を伸ばすものなど…

艮為山 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

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風の強い日は苦手

こんにちは、暖淡堂です。 僕は風の強い日が、ちょっと苦手です。 小学生くらいの頃は、自転車で遊びに行くことが多かったのですが、自転車は風の影響をとても受けます。 追い風は楽ちんなのですが、向かい風は、なんでこんなに進まないのか腹が立ってくるく…

大雪が降る前数日間の様子 2013年1月

大雪が降るまで 成人の日の頃に雪が積もると、印象に残る。 2013年は成人の日の午前中に雨が雪に変わって、そのまま降り続いた。 その数日前までは日中晴れていた。 相変わらず出張の多い日々だった。 年明けすぐに、西日本へ出張していた。 その後の週末は…

仕事で「なんだかなあ」と思うことがあると思い出すシラチャの海【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】

シラチャの海 こんにちは、暖淡堂です。 会社で働いていると「なんだかなあ」って思うことがあります。 同じ部署からの通達が続けて出されているのですが、初めのが「Aをやれ」で次のが「Aはやるな」というような内容で。 どっちなんだよって迷っている間に…

「部首のはなし」 「部首のはなし2」 阿辻哲次 漢字は、ややこしくもあり、興味深くもあり

こんにちは、暖淡堂です。 最近、漢字の入力時間がとても長くなっています。 それも、変換候補になかなか出てこないような漢字ばっかりで。 出てきても、そこからさらに旧字体を探したりして。 それもこれも、それなりに楽しんではいるのですが。 で、今回読…

イントロを聴いて欲しい レインボー 「Kill The King」 ロック=エレキギターまたはロック=ドラムである

こんにちは、暖淡堂です。 先日、ジェフベックが亡くなった際に、新聞記事に以下のようなことが書かれていました。 ギターの老舗メーカー倒産 ギターを弾く人が減っている その理由として、最近の人は楽曲のイントロや間奏を飛ばして聴いている。 悲しくなり…

「忍ぶれど色に出にけりわが恋は」 平兼盛 内裏歌合での名勝負の勝者となった歌

百人一首第40番目の歌の作者は平兼盛です。 三十六歌仙の一人。 平姓の人ですね。 臣籍降下で出来た平家の一人ですが、その系譜には若干不明な部分があるようです。 赤染衛門の実父でもあります。 今回は平兼盛について紹介します。 平兼盛とは 生年は不明で…

山水蒙 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

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高橋幸宏さん 亡くなられたそうです ちょっと動揺しています

こんにちは、暖淡堂です。 高橋幸宏さん、亡くなられたそうです。 学生自体はバンドをずっとやっていたのですが、高橋幸宏さんの演奏スタイル(あくまでも演奏の方)をいつも意識していました。 ご冥福をお祈りします。 驚きました。ご冥福をお祈りします。 …

仏像って、欲しくなる時がありますが…

仏像が欲しくなる こんにちは、暖淡堂です。 生きていると色々なことがあって。 時々、仏像を眺めながら時間を過ごしたいなと思ったりすることもあります。 気軽に行けるところに仏像があるといいのですが。 自分の好きな環境で静かに眺めることができるとい…

「People Get Ready」 ジェフベック、ロッドスチュワート 学生向けの古いアパートで聞いていた頃

こんにちは、暖淡堂です。 ジェフベック、亡くなってしまいましたね。 ジミーペイジやリッチーブラックモアも歳を取っているので、気になります。 ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org で、ジェフベックです。 2回目の紹介になるかと思いま…

素朴な味わいのロティサイマイ シラチャで手軽に楽しめるスィーツ【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】

手軽に楽しめるタイのスィーツ ロティサイマイ こんにちは、暖淡堂です。 タイにも日々新しいものが外国から入ってきていて、バンコクはもうその他の国の首都とほぼ変わらない感じで、現代的な都市になっています。 ここ数年の変わり方は激しいくらいです。 …

「平家物語 あらすじで読む源平の戦い」 板坂耀子 物語の構図

こんにちは、暖淡堂です。 平家物語、何度か通読しています。 読むたびに発見があります。 一生の間に、何度も繰り返して読むのでしょうね。 で、今回読んだのが「平家物語 あらすじで読む源平の戦い」。 タイトルはこう書かれていますが、内容はあらすじど…

【臨済録を読む】示衆(2)「今日多般用處、欠少什麼。」(今日さまざまな現象として目に見えることには、なにも欠けたものなどいないのだ) 今、この時に理解せよ 原文と現代語訳

こんにちは、暖淡堂です。 「臨済録」示衆から。 原文:今日多般用處、欠少什麼 現代語訳:今日さまざまな現象として目に見えることには、なにも欠けたものなどいないのだ 臨済のところに集まっている修行僧たちは、いろいろな経緯を辿っています。 それでも…

「坊っちゃん」 夏目漱石 色々と我慢しない生き方もいい

夏目漱石 こんにちは、暖淡堂です。 時折、夏目漱石の作品を読みたくなります。 代表作はだいたい「青空文庫」で読めるので、好きな時に読んでいます。 スマホ用のアプリもありますね。 最近思い出して読んだのが「坊っちゃん」。 色々と苦労はしているので…

【臨済録を読む】示衆(1)「師晚參示衆云」(師は晚參の時、衆に対して言った) 臨在の四料揀 原文と現代語訳

こんにちは、暖淡堂です。 「臨済録」示衆から。 原文:師晚參示衆云 現代語訳:師は晚參の時、衆に対して言った 「臨済録」示衆の部分、分量があります。 ここでは臨済の示した考え方について、修行僧たちから質問されます。 それに対して臨済は丁寧に答え…

「浅茅生の小野の篠原忍ぶれど」 参議等 うねる言葉で表現された恋歌 臣籍降下で生まれた源氏と平氏のこと

百人一首第39番目の歌の作者は参議等ひとし、源等です。 今回は参議等について紹介します。 参議等とは 嵯峨源氏につらなる人です。 880年生まれ、951年没。平安時代中期の人です。 最終官位は正四位下、参議でした。 醍醐天皇、朱雀天皇、村上天皇に仕えた…

【臨済録を読む】上堂(9)「汝等諸人、作麼生會」(さて、諸君はそれをどのように会得するのか) 方便の効用、言葉の目指すもの 原文と現代語訳

こんにちは、暖淡堂です。 「臨済録」上堂の最後の部分から一文を紹介します。 臨在が「三句」、「三玄三要」について説明した後に言われた言葉です。 原文:汝等諸人、作麼生會 現代語訳:さて、諸君はそれをどのように会得するのか 禅の教えについての「三…

【臨済録を読む】上堂(8)「論劫在途中、不離家舍」(仏法を論じて進みながらも本来いるべきところを離れていない) 結局はいま、ここ、にいるだけ 原文と現代語訳

こんにちは、暖淡堂です。 「臨済録」上堂から一文を紹介します。 原文:論劫在途中、不離家舍 現代語訳:仏法を論じて進みながらも本来いるべきところを離れていない 臨済は、修行するものの姿を二通り示しています。 その一つがこの文章で示されているもの…

山風蠱 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

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