安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

*本ブログにはスポンサーによる広告が表示されています

「忍ぶれど色に出にけりわが恋は」 平兼盛 内裏歌合での名勝負の勝者となった歌

百人一首第40番目の歌の作者は平兼盛です。

三十六歌仙の一人。

平姓の人ですね。

臣籍降下で出来た平家の一人ですが、その系譜には若干不明な部分があるようです。

赤染衛門の実父でもあります。

 

今回は平兼盛について紹介します。

 

平兼盛とは

生年は不明です。没年は991年。

平安時代中期の人です。

村上天皇冷泉天皇円融天皇に仕えました。

最終官位は従五位上駿河守でした。

平兼盛は和歌の才能が高く評価されています。

和歌の作品は、一句一句時間をかけて作られていたようです。

それでも技巧的な、難解なものになることはありませんでした。

そこが高く評価されている部分かもしれません。

 

時代背景

平安時代初期の終わり頃から中期にかけて、中国大陸では唐の滅亡、五代十国時代を経て宋による統一と、激動の時代が続いていました。

この間、中国大陸北東部で契丹建国(916年、後に、遼と改称)、高麗建国(918年)などがあり、そのような動向は日本にも知らされていたでしょう。

日本でも平将門の乱(935年〜)、藤原純友の乱(939年)が起こるなど、騒乱の続く、不穏な時代でもありました。

強大な唐が滅び、その後は武力で政権を奪い合うという状況が続いたわけです。

 

一方で、京では藤原北家の権勢は強くなり続けます。

平兼盛が亡くなった頃には、藤原道長が中央政界に登場します。

藤原道長も乱暴者でした。

その乱暴者の藤原氏が頂点に立つ時代はもうすくです。

 

dantandho.hatenadiary.com

 

 

百人一首の歌

歌:忍ぶれど色に出にけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで

歌の意味:隠していたのに表に出てしまっていたのか、私の恋心は。誰かを思っていますね、と他人に問われるほどに。

 

https://item-shopping.c.yimg.jp/i/j/bookfan_bk-4044072183

 

「忍ぶれど色に出にけりわが恋は」 平兼盛

内裏歌合での名勝負の勝者となった歌

 

平将門の乱を題材にした「将門記」が成立したのが940年。

後の保元物語平治物語平家物語太平記などに続く軍記物の始まりになります。

 

またお立ち寄りください。

どうぞご贔屓に。

 

 

f:id:dantandho:20210924172547j:plain

dantandho
にほんブログ村 本ブログ 古典文学へ
  にほんブログ村ランキングに参加しています

 

PVアクセスランキング にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村