安心感の研究 by 暖淡堂

暖淡堂の雑記ブログ

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「海を破る者」 今村翔吾 信じることからはじめる

本書は、元寇を舞台に没落した河野家の再興を描く歴史小説です。従来の元寇作品とは異なり、武力による戦いそのものよりも、全編を通して**「信頼の回復」**の重要性が綴られています。 主人公・河野六郎が自らの信念を貫き、対立を越えて信頼を築こうとする…

「臨済録」という書物のこと【古典文学:臨済録】

20年前程前に悩んでいた頃、東洋思想に惹かれ、1000年以上前の禅語録『臨済録』に出会いました。「自分を信じよ」という教えに現代との共通点を感じ、原文を整理し現代語訳した本を出版しました。

安禄山の反乱が始まる部分で「百姓」と「顔真卿」:十八史略原文全文データ整理:個人プロジェクト 本日の追記分

『十八史略』のデータ整理を3年半継続し、現在は唐代の佳境。作業中に登場した「百姓」から網野善彦氏の説を想起し、日本独自の農民視点ではない本来の「人々」という意味を再確認。また、かつて家族で展覧会を観た顔真卿との再会を喜んでいます。

忘れられない場所がある

ああ、いつか、この場所にまた、来ることがあるのだろうか。 そう思いながら、その風景のなかに立ち尽くしていたことが何度もある。 あの日、海岸線に車を停めて、海の彼方に沈む夕日を見ていた。 窓を開けて、暖かな風を車内に入れながら。 いつか、この景…

臨済はどのように修行を始めたか 臨済録序文の冒頭より

臨済は黄檗の弟子になることから禅の修行を始めました。それ以前にすでに出家して経典の研究などをしていたようです。

「喝!!」の声が戦乱と混沌の世に響いた 臨済の生きた時代

臨済の修行のスタイルは、よく「臨済の喝」と呼ばれます。師や弟子たちとのやり取りで、勘所にくると「喝」と叫び、悟りへの一歩を進めます。 師の黄檗は「黄檗の棒」とされているのと好対照ですね。黄檗は弟子を棒でピシャリと打ちました。 臨済もまた棒で…

「ウクライナ・ノート 対立の起源」 イゴルト作 栗原俊秀訳:1932ー1933 ホロドモール

本書は、1930年代にソ連の政策で引き起こされた大飢餓「ホロドモール」の惨禍を、生存者の証言から描いています。指導者の理想と利欲が招いた悲劇の記憶が、現在のロシア侵攻に抗うウクライナの意志の根源にあることを伝えています。

シラチャ ロイカトゥーン

2020年1月26日にアメブロで書いた記事です。短いです。ブログをどう書き続けたらいいか、迷っていたかもしれません。アメブロで書き始める前は、Yahooブログで、主に詩を書いていました。ブログ仲間といえる人はほとんどできませんでした。自分から仲間を作…

臨済の四照用 古典としての「臨済録」に学ぶ

弟子の慧然が編纂し、明代に完成した『臨済録』。その間の補足箇所である「四照用」を紹介。これは相手の内心を察する「照」と、働きかける「用」の前後・同時性を説くもので、対人関係の本質を意識する重要性を示しています。

臨済録原文全文

「上堂」はこちら 「示衆」はこちら 「勘辨」はこちら 「行錄」はこちら 「臨濟慧照禪師塔記」はこちら 鎮州臨濟慧照禪師語錄序 延康殿學士、金紫光祿大夫、真定府路安撫使、兼馬步軍都總管、兼知成德軍府事馬防、撰。 黃檗山頭、曾遭痛棒。大愚肋下、方解築…

健康のためにすることの、日常生活での最適量を考えると、難しくて、頭を抱えたくなる

そもそも、健康のためにいいことを、バランスよく、日常生活に溶け込ませるための「やることマネジメント」が必要になる。それも、素人が考えたのでは、かえって健康を害する可能性がある。そう思うと、うかつに始められない。誰か、「健康にいいこと」と穏…

のんびりと本を作って、読書をして、時々は土いじりをして

規則正しい生活を基盤に、朝は執筆や読書、午前は庭仕事や整理整頓、午後は趣味や外出、夜は音楽を楽しむ。そんな理想の日常を目前に控え、その準備を進めつつ、何より健康の維持に努めようとしています。

あの日、旅立った駅を思い出す

誰かと一緒にいると、その人のために時間を使っている。 やりかけのことがあっても、その手を止めて、誰かの言葉に耳を傾けている。 そして、自分の時間を、その人のために使っている。 そんな時間ばかりが増えていく。 そして、疲れていく。 何かを置き去り…

パタヤ サンクチュアリ―オブトゥルース

2020年1月25日にアメブロで書いた記事です。ちょっとだけ記事が長くなっています。それでもまだまだ手探り状態の感じです。XやBlueskyで書く方が、長い気がします。このサンクチュアリーオブトゥルースの写真は、お気に入りです。ここは、まだまだ完成しない…

2010年12月 腰痛と日本人祭りの頃 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】

2010年12月、タイでのショールーム設営に奔走。現地の柔軟な仕事ぶりに触れ、日タイの長所を活かした協力の形を実感しました。一方で、不摂生による腰痛に悩みつつも、日本人祭りで娘の踊りを楽しむなど、駐在員らしい日々を過ごしました。

シラチャ スカパープ公園の夕陽

2020年1月19日にアメブロで書いた記事です。コロナの感染拡大が心配されていた頃ですね。出張がぐっと減って、のんびりできる時間ができていたかと。この記事は、Yahooブログからアメブロに移動してブログ再開したばかりで、何を書いていいかわからなかった…

触媒はどこにあるのか 大量に存在する場所2つ

休日、妻と話していて、たまたま触媒が話題になった。 何かの話の流れで、僕が「そういえば、自分が一番よく知っているものは、触媒かもしれない」と言ったのだ。 すると、妻が「触媒って、どこにあるの」とか「触媒は無くならないの」と質問した。 その質問…

革靴通勤でなくてよかったと思うこと 霙まじりの中、出勤した日に思う

定年前に出向したのを機に革靴通勤を卒業し、スニーカーや防水靴に変えたことで生活の質が向上しました。長年の悩みだった腰・膝の痛みが解消され、雨の日の不快感や足の臭いからも解放。安価で多様な靴を楽しめることが、還暦後のささやかな幸せに繋がって…

「幸村を討て」 今村翔吾 雪を割って咲く花こそ…

今村翔吾の『幸村を討て』は、真田兄弟のエピソードを軸に全体の一体感が際立つ傑作です。家康と信之の対決までが鮮やかに繋がり、独自の真田像を楽しめます。著者の他作品も魅力的なため、大切に読み進めたい一冊です。

十八史略より:大唐帝国、玄宗皇帝、楊貴妃、安禄山のこと

こんにちは、暖淡堂です。十八史略の原文整理作業を続けています。現在、唐の玄宗皇帝の部分まで進んでいます。楊貴妃と、安禄山などのことが書かれているところです。玄宗皇帝と楊貴妃と安禄山。とても奇妙な関係だったようで。宮中で楊貴妃と安禄山がふざ…

香取神宮:家族旅行2日目その2

三連休初日の香取神宮は、天皇誕生日を控えて多くの参拝客で賑わっていました。無料駐車場は管理人が不在で、割り込みや逆走が横行する「カオス」な状態。車を降りてから参拝を終えるまで1時間ほどかかりましたが、家族での会話を楽しみながら、天皇家と縁の…

水郷佐原:家族旅行2日目

家族旅行で、香取市佐原へ。古い建物が残っているところですが、その中にも病院の近代的な施設も混じっていました。普通に生活をしているところでもあるようです。

第一次定年期の終わり

会社の人事制度改定で、定年後の再雇用状態から無期雇用の正社員に戻ることになった。再雇用のシニア社員には適用外だった諸制度が、改めて適用されるようになる。どのような制度が適用外になるのかが、実際に知れてよかったと思う。会社の制度以外にも、定…

「あした天気になれ」 中島みゆき 泣いてばかりじゃ嫌になります…

こんにちは、暖淡堂です。在宅勤務日なので、自宅にいます。雨の朝ですね。ご近所がとても静かに感じます。聞こえるのは、遠くで鳴くカラスの声くらい。 自動車のエンジン音が聞こえました。ご出勤のようです。我が家の中は、まだほとんど物音をさせていませ…

一人きりでいても、寂しくなかった

初めて訪れた街の駅。ざわざわとする音の中に沈んでいた。自分が立ち止まっても、自分以外のものが動き続けていて。自分は古びたベンチに静かに座っていて。 それでも、自分の心は、ずっと動き続けていて。視線で追わなくて、たくさんのものが見えて。「今」…

定年後は睡眠時間確保の優先順位を一位にしています

かつては長時間通勤と残業で睡眠不足の日々でしたが、現在は「睡眠7時間の確保」を最優先にしています。出向による通勤再開後も、定時退社を徹底することで時間を捻出。残業に追われた過去を振り返り、今は仕事よりも自分や家族との時間を大切に過ごしていま…

我慢して起きているのか、我慢できずに起きているのか

早く寝ればいいのに、と、いつも思う。眠たいのに、なかなか寝ない。翌日の仕事が気になって、布団に入っても、いろいろと考え事をしたりする。翌朝、寝不足で辛い思いをすることはわかっているのに。なぜか、なかなか寝ない。 寝ることで、「今」が途切れる…

触媒の開発研究と他者特許の追試:権利侵害になる場合、ならない場合

触媒研究の第一歩は先行技術の把握であり、特許情報の活用と追試が重要だ。特許制度は発明の保護に加え産業の発展を目的とするため、試験・研究目的の実施は権利侵害にならない。具体的には特許性の調査、完成度の確認、改良・発展のための研究が許容される…

東京を車で横断する:家族旅行初日

金曜日と土曜日を使って、家族で一泊旅行に行ってきました。大まかに目的地を決めて、あとは成り行き。ざっくりと、成田方面。とりあえずの最初の目的地は佐倉市立美術館。それで、金曜日の早朝に車に乗り込み、出かけました。

はてなブログの広告の位置の受け入れ方、その他 この週末にやっていたこと

こんにちは、暖淡堂です。この週末はとくに何をしたということもないのですが。まったく何もしなかったということでもないので、ざっくりと記録ということで。気づいて、実践したらうまくいったこともあるので、そのことの共有を。お役に立てていただければ…