こんにちは、暖淡堂です。
アリスといえば、谷村新司さん、堀内孝雄さん、お二人のボーカルの魅力をなによりも先に思い浮かべる方も多いかと思います。
「冬の稲妻」、「涙の誓い」、「ジョニーの子守唄」、「チャンピオン」、「秋止符」など、アリスの大ヒットシングル曲はいずれもこのお二人のいずれかがメインボーカルとして歌われたもの。
それでも、アリスをアルバムで聴くと、もう一人のメンバー、矢沢透さんの存在感は大きいのだとすぐにわかります。
ご自身もボーカルとして歌われることがあります。
それ以上に、作曲された曲は、いずれも高い音楽性に満ち、魅力溢れるものばかり。
アリスのアルバムのうち、矢沢透さんカラーが一番はっきりと出ているのが「アリスⅧ」だと思います。
収録曲のうち、矢沢透さんが作曲されたのが、「自分白書」、「メシア(救世主)」、「黄色いかもめ」の3曲。
どの曲も名曲です。
今回はそのうちの一曲、「自分白書」を紹介したいと思います。
堀内孝雄さんのボーカルと矢沢透さんのメロディーが、とても透明感のある作品を作り上げています。
この二人の組み合わせの曲、アリスのアルバムが発表されるたびに、楽しみにしていたことを覚えています。
「本棚のすみに見つけた、色褪せた教科書の」
この歌詞で、思い出すことが、僕にはたくさんあります。
「あの頃ゆるせなかった、大人がここにいる」
秋の日の夕暮れ時、こんな曲を聴きながら、ゆっくりと過ごすのもいいものだな、と思います。
*☺☺☺☺☺*
「自分白書」 アリス アリスⅧ
矢沢透さんの魅力とキラメキ
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