安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

森村誠一 「五十歳でも老人 八十歳でも青年」 スーパーオールドをめざして

こんにちは、暖淡堂です。 今回は義父の蔵書だったものから一冊紹介します。 森村誠一さんは「人間の証明」や「野生の証明」など、映画の原作にもなった作品の作者で、僕が中学生の頃はミステリー作品などをたくさん書かれていました。 で、今回読んだのは「…

1ドル150円が見えた? そろそろ家族会議でも…

1ドル150円? こんにちは、暖淡堂です。 もしかして、近いうちに1ドルが150円なんてことになるのでしょうか。 そろそろ真面目に家族会議を開いた方がいいのかもしれません。 出張先のホテルの近くの書店で買った本が、高級なものに見えてきました。 どちら…

智乎、智乎。投之海外、無自奪。 知識を求め続けることの虚しさ :菅子四篇 心術上 (7) 

菅子四篇 心術 こんにちは、暖淡堂です。 心術上の第七回目です。 今回は知識について。 誰でも知識を求めますが、その知識を求めるということに対して、干支の心術では次のように言います。 心術上第三十六(短語十) 原文 人皆欲智、而莫索其所以智乎。智…

「月見れば千々にものこそ悲しけれ」 大江千里 故事によせた哀詩

百人一首第23番目の歌の作者は大江千里です。 中古三十六歌仙の一人で、漢学者でもありました。 今回は大江千里について紹介します。 大江千里とは 在原行平、在原業平の甥ともいわれています。 生没年は不明ですが、清和天皇から醍醐天皇まで続けて仕えてい…

コロナ前の海外出張の残りのお金、この円安でどうなった?

各国の紙幣 海外出張時のお金 海外に出張する際、僕は割と現金を用意するタイプです。大体日本円相当で数万円分は持っていきますね。盗られたらどうするの、と思われる方もいるかもしれませんが、盗られる時はカードだって盗られます。それよりもカードの場…

”そこ”にある時間の堆積の表現の試み

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 出雲大社は好きなところで、何度も出かけました。 日本の歴史の中では、特異な位置を占める出雲。 そこにある大きな歴史の証拠には、…

風水渙 六十四卦 易経の卦辞と新井白蛾「易学小筌」

この記事は暖淡堂の別のブログ「易の言葉で穏やかに暮らす」に移転しました。約2秒後に新記事へ移動します。移動しない場合はココをクリックしてください。 // 現在のurl var href = window.location.href; // 記事ページのurl正規表現 var re = new RegExp(…

地天泰 心は正しく、振る舞いは穏やかに

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文字の背後から聞こえてくる音、リズム

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 詩を書くときに、音も気にしています。 今回は「砂/すな」という詩ですが、読んでいるとずっと小さく「サリ、サリ」と砂を踏むよう…

アリス 「今はもうだれも」 名盤アリスⅤのダイナミックな一曲目

www.youtube.com アリスⅤはある意味、奇跡的なアルバムです。 アリスのその後の大躍進のきっかけとなる曲がすべてそろっています。 その代表がこの「今はもうだれも」。 ウッディー・ウーのカバーですが、ヒットする曲というのはこういうものだというのをア…

形の詩という試み、遊び

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 dantandho21.blogspot.com 詩を書き始めた頃は、いろいろな試みもしていました。 形の詩もその一つです。 読んで、音とか韻のようなものを楽しむのも詩。 言葉…

僕はゆーりんちー 「有隣堂しか知らない世界」週1更新、月2生配信へ

こんばんは、暖淡堂です。 「有隣堂しか知らない世界」にハマっています。 www.youtube.com 今週、Twitterのスペースで紹介されていたのですが、「有隣堂しか知らない世界」の配信頻度を9月から週1回にするそうです。 それに加えて、8月に行ったような生…

アンリ・ミショー(フランスの詩人)を読み込んでいた頃

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 30歳代の後半はフランスの詩人の作品を読み込んでいました。 その中でも特に気に入っていたのがアンリ・ミショーです。 今回の「桟橋」は、ミショーの「突堤」…

シラチャの日本語書籍の古本屋さん 駐在員家族の御用達 【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】

シラチャの古本屋さん1 2010年から2012年の間、タイの現地法人の駐在員をやっていまして、シラチャに家族で住んでいました。 僕やワイフの影響からか、娘も結構多読家で、自分専用の書棚を本でいっぱいにしていました。 で、タイに暮らしていて、すぐに心配…

「自分」とは、何度も浮かび上がっては消えるもの

こんにちは、暖淡堂です。 Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。 それも、ちょっと不可解? みたいなものが続いていて。 詩というジャンルの中には、ものすごく幅広い作風の作品がありますね。 詩人と呼べる方も多くて。 金子…

西村寿行 「碧い鯱」 1980年代初頭に炭酸ガス濃度上昇への警鐘を鳴らした ハードアクション巨編

こんにちは、暖淡堂です。 今年の夏は、昔から好きだった作家の本を読み返していました。 その中の、西村寿行さんの本を紹介します。 鯱シリーズの四作目「碧あおい鯱」です。 鯱のシリーズのメインキャラクターは仙石文蔵、天星清八、関根十郎、十樹吾一の…

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