こんにちは、暖淡堂です。
Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩を続けて公開しています。
30歳代の後半はフランスの詩人の作品を読み込んでいました。
その中でも特に気に入っていたのがアンリ・ミショーです。
今回の「桟橋」は、ミショーの「突堤」という詩に影響を受けています。
小海永二さんの訳で、冒頭の数行を引用します。
オンフールに住んでから、一ヶ月にもなろうというのに、わたしはまだ海を見ていなかった。医者がわたしを、部屋にとじこめてしまったからだ。
だが、昨夜のことだ。かかる孤独にひどく飽いて、わたしは造った、霧を利用し、海に達する突堤を。
ミショーの描こうとしていたものが、わかった気がしたので、それに近づいてみようと試みてみました。
成功しているかどうか、今でも不安ではあります。
桟橋
アンリ・ミショー(フランスの詩人)を読み込んでいた頃
訳者の小海永二さんからお手紙をいただいたことがあります。
関係者への連絡のようなものでした。
そういえば、昔は出版社ごとに詩人名簿のようなものがあって、それで連絡を取り合ったりしていましたね。
今では考えられないことですが。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
にほんブログ村ランキングに参加しています