安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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ダブルバインド:二重拘束 職場での出現例 割と面倒臭い

ダブルバインド:二重拘束

ダブルバインド:二重拘束

ダブルバインド:二重拘束の場面は、職場でもよく現れます。そして結構面倒なことになります。

 

会社に入って、すぐにこんなことがないでしょうか。

入社式で集められて、社長からのメッセージを聞く。その話の中で「諸君の若々しいアイデアを積極的に提案し、積極的に実行してほしい」と社長が言ったとします。

 

それを聞いた新人が、職場に配属された時に上司にどんどんアイデアを提案します。

 

しかし、どれも上司には聞き入れてもらえません。「まだ君は会社のことを知らないから」とか「他の部署との調整が必要だから」とか「今までやったことがないのでやり方から考えてみて」とか言われます。

 

この場合、社長がYes、職場の上司がNoではあっても社長の意向だからはっきりは言わない、という状況ですね。ほぼダブルバインドです。

 

で、どうなるかというと、新人の多くはどうしていいかわからなくなります。

その後、小さなマウンティング争いの中で負け続けて、誰かの子分になるか、会社を出て行くか、会社に出てこなくなるか。

それでも会社にい続けられるといいのですが、その場合は、会社にいる理由が綺麗に再整理されていて、「収入」や「生活の安定」のためになっていることが多いかと。

 

直属の上司によるダブルバインドもありますね。

能力はさほど高くないのに、リーダーとしての地位を守りたいような人。そんな人は、自分の部下が、いつも自分の意見、意向を気にしてくれている状況を望みます。

 

Yesと言いながら、何だかNoと言っているようだ。そんな感じになっていると、部下も一つ一つのことを自分で判断して実行するのに危うさを感じます。で、結局小さなことを細かく確認するようになっていましますね。

 

それだと、上司は部下がいつも自分のところに話を聞きに来てくれて、指示が通るようで嬉しいかもしれませんが、自分で判断する部下が育たないばかりか、仕事のアウトプットが減ってしまいます。

 

そういう上司に率いられている職場は、小さく萎んで行ってしまう気がします。

 

Yダブルバインド:二重拘束

職場での出現例 割と面倒臭い

 

ダブルバインド:二重拘束について思うことを書いています

皆さんも経験されているかもしれませんね。

またお立ち寄りください。

どうぞご贔屓に。

 

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