生まれ、成長し、子を育て、老いて死ぬ。
老いていくのは自然なこと。誰もが必ず死にます。
人生は一度きり。
それゆえに一生をかけた仕事のようなものもあるわけで。
老化は誰もが避けられないもの、と思っています。
年をとると体力も知力も衰えていって、やがてなにかがフッと途切れるようにして死んでいく。
眠るように死ぬこともあるでしょうし、病気で苦しんだ後の死もあるでしょう。
いずれにしても、若くして亡くなるのでなければ、老化を経て死ぬことになります。
その老化が病気であるという説が提唱されているようです。
ただ、この記事を読んでも、老化のメカニズムを説明しているだけであり、メカニズムが解れば治療できる病気のようなものとして扱えると言っているようです。
「なんだ」って感じです。
驚きましたが、そういう意味ならば、まあそうでしょうね、って。
でも、「治療できるので病気として扱う」という考え方。
これがもし、医療現場で定着すると、人類全員が病院で治療を受けるということが起こりえますね。
国によっては保険適用で。その意味では、老化治療関連のビジネスは狙い目かもしれません。
これって、そっち方面の話かな?
いずれにしても、老化が病気で、治療法が見つかったとしても、それで死ななくなるということでもないかと思います。
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「騙されない老後」という本で、生物学者の池田さんは上のニュースに取り上げられているシンクレア博士の説について簡単な解説をしています。
シンクレア博士の説をどのように理解すべきか、気になる方にはとても参考になります。
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老化は病気? 老化予防ビジネスの勢いは増しそうですね
老化のメカニズム解明は、もちろん進めてもらいたいと思います。
重要な研究課題ですね。
ただ、そのメカニズムが、例えばある種の病気発症と似ていたとしても、それで、それを病気だとして治療するべきかどうかは、まったく別の話かなと。
老いた人(知力も体力も衰えている人)がいることで、人類全体が逆に得ているものもあるのではないかと思っています。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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