2010年3月末に、家族でのタイの暮しが始まりました。
シラチャのホテルの一室をサービスアパートメントとして使うことになりました。
このホテルについてはまた改めて紹介します。
今回は、家族で初めて過ごしたタイの春について書きたいと思います。
タイの春休み
タイの人に、タイの四季について尋ねると
Hot - Hotter - Hottest
と教えられます。
Hotは冬で、乾季にあたります。雨が少なく、比較的過ごしやすい時期です。12月から1月くらい。一日の最低気温が25℃よりも低い日が続いたりします。日中は30℃を超えますが。
Hotterは雨季。大体6月くらいから11月くらいまで。雨が多く、時々は洪水が発生したりします。気温は高めですが、雨季で雲が多く、陽射しの暑さは少なめの時期です。
で、Hottest。これは3月から5月くらいまで。最高気温が40℃手前くらいまで上がる日が続きます。
タイの学校の春休みはちょうどこの時季。日本人学校も大体タイの学校に合わせるので、日本よりは長めの春休みになります。
我家の娘は、シラチャ日本人学校の春休み中に転入手続きを行いました。
ソンクラン
このHottestの時季に行われるのが、ソンクラン。いわゆる水かけ祭りです。タイの国中が浮かれた感じになります。
香りのついた白い粉を溶かした水を、色々な方法でお互いにかけ合います。
子供や若い人は水鉄砲を使います。大人やお年寄りは、穏やかに、合掌した手に静かにかけたりします。
ものすごいのは、消防車を使って、道路を走る車目がけて放水したりすることです。
知らずに道を会社の車で走っていて、放水を受け、白いまだらな模様がついたことがありました。
ソンクランの時季には、それぞれの街で夜祭も行われます。
シラチャでは、2010年当時は海沿いのスカパープ公園で一晩中カラオケ大会のようなものが開催されていました。
大音量で、我が家が暮らし始めたホテルの窓がビリビリと震えるくらいでした。
家族は、数日、寝不足の日が続きました。
タイで暮らし始めた我が家が、ソンクランの洗礼を受けたような感じです。
駐在員は不在がちだった
3月末から4月中旬にかけて、タイの駐在員は比較的長めの休暇をとっていました。
その理由が、子供の春休みを利用しての日本への一時帰国だと思っていたのですが、違いました。ほとんどは、他の国への旅行。
それも、ちょうどソンクランの期間に出国していました。
つまりは、ソンクランを避けて、外国で穏やかに過ごすための休暇にしていたようです。
我が家も寝不足の日々を過ごしながら、翌年からは海外で過ごそうと心に誓っていました。
シラチャで暮らし始めた頃のこと ソンクランの洗礼
シラチャのカラオケ大会の会場は、翌年頃から市内のロビンソンデパート横の土地で行われるようになったようです。
あまりの騒音で、ホテル居住者から苦情があったのかもしれません。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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