安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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何かに不満を感じて会社を辞めたくなったら 自分が会社を辞めずに済んだ理由

先日、会社の後輩に面白い調査データを教えてもらいました。記事のリンクは以下になります。

www.works-i.com

 

結果自体には特に違和感は感じません

結果自体には特に違和感は感じませんでした。正直まあそうだろうなと。仕事や環境に不満が生じるのは仕方がないこと。自分以外のものごとを思い通りにはできません。なので、その状況に耐えられなくなったら、会社を辞めるというのもありです。自分をより評価してくれて、やりがいのある仕事をさせてくれる会社が見つかれば、そちらに移るのは当然の選択です。

 

一方で、3年で会社を辞めた人たち

一方で、3年で会社を辞めた人たちが、前の会社での仕事を振り返ったとき、仕事内容に満足していたと答えた人の割合が、辞めなかった人たちよりも多いというのが気になりました。自分のキャリア全体に対して肯定的な見方をしたいためだとの解釈は可能ですが、それだけでもないような気もします。

 

僕は定年まで同じ会社に勤め続け

僕は定年まで同じ会社に勤め続けそうですが、いつも満足して働いてきた訳ではありません。実際、入社後3年目前後で転職願望がかなり強くありました。今の会社に勤め続けているのは、その時に実際に起こったことなどから、同じ仕事はいつまでも続かない、環境は必ず変わる、ということを経験することができたからです。

 

もし、何かに不満を感じ、会社を辞めたくなったら

もし、何かに不満を感じ、会社を辞めたくなったら、別の会社に行くのもありだし、自分が出来ることを続けながら状況の変化を待つというのもありですね。どちらも自分の人生を自分で決めるという意味で。

今回は、上に紹介した記事を読んで思ったことを書いてみたいと思います。

それは、今の会社を辞めなかった理由はなんだったのか、です。

 

同じ仕事がずっと続くわけではなかった

つまらない仕事をしている間は、時間がやたらに長く感じました。それが一週間、一ヶ月と続くと、永久に続くのではないかと考え始め、だんたんとうっとうしくなってきました。うつ気味にもなり、工場の高い煙突を見上げたり、駅のホームで、近づいてくる電車の音が妙に大きく聞こえたりしたものです。ああ、もうだめだ、と放り出しそうになったあたりで、その仕事が不意になくなってしまいました。事業上続ける価値がなくなったというのが理由です。それで状況がすっかり変わってしまいました。それからは、自分がやりたいことは自分で探せ、といわれて。逆に、面白くなってきて、これならいつまでも続けられると思っていた仕事も、ある日急に終わってしまいました。それもまた、事業上の判断。そんなことを数度経験したので、同じ仕事がずっと続くなんてことはないと確信するようになりました。

 

同じ人たちとずっと一緒にいるわけではなかった

今はパワハラという言葉が定着して、職場で妙なマウンティングをかけ合うようなことも減りましたが、僕が就職した頃は、どのように巧みに職場内で優位なポジションを取るのかを露骨に争っている人がたくさんいました。それが日常の風景でもありました。ああ、面倒くさいなあと感じて、親しくしてくれていた先輩に愚痴ったり、飲みに連れて行ってもらう日々が続いていました。いよいよ会社の辞めどきかな、なんて思っていたら、不意に異動辞令が出ました。で、まったく新しい職場へ。勤務地も変わり、初めて会う人たちの中に放り込まれました。妙な言動への配慮も不要になり、精神的にも安定しました。元の職場の人たちと、すっと一緒にいるのか、と諦めかけていて、もう少しその状況が続けば会社を辞めていたところですが、その人たちとずっと一緒にいることはありませんでした。

 

いつでも新しいことにチャレンジできた

同じ仕事が続くこともなく、同じ顔ぶれの人たちとずっと一緒ということもなく、もう少しで会社を飛び出しそうなときには、どこからか変化がもたらされ、結局は今まで同じ会社で勤め続けることができました。で、そんな状況でも、少しずつですが、新しいやり方やテーマにチャレンジできました。逆に、仕事として与えられたものの大部分は変わり続けましたが、その中で自分自身の能力向上につながるものは継続できました。継続して向上させている能力は、どの職場に行っても必ず役に立っています。

 

僕はこんな感じで会社員生活を送って来ました。今もまったく不満がないわけではないのですが、明日にでも会社を辞めてしまおうと思うほどの強い不満は感じていません。

なので、こんな仕事は続けたくない、こんな人たちといつまでもつき合いたくない。そう思って会社を辞めようかなと思ったときは、少しだけ待ってみてもいいかもしれません。

状況は変わり続けます。

 

何かに不満を感じて会社を辞めたくなったら

 

自分の会社生活の一面を振り返ってみました。

転職した経験がないので、大きな勘違いをしている可能性もあります。

我慢したことも少なくありませんが、それなりに充実した人生を送れているのだろうなと思います。

 

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