こんにちは、暖淡堂です。
Takachiko!Takachiko!暖淡堂の方で、現代詩やエッセイを続けて公開しています。
その場で跳躍し続ける。そして、地面に降りるたびに別のものになっている。同じものの再現ではなく、n'であり、n''であり、…
鴉を見よ、鴉は暗い闇の中で規則正しく鳴きながら、その場で跳躍しているのだ。鴉はだから猫になりうる、あの真っ黒な目が反復するのだ、裏返しにされた内蔵に突き立てた嘴から猫の中に分け入り猫になるのだ。 「律動 暖淡堂」より
ここ、に生じているものは、昨日と同じものではなく、同じものに少し差異が加わっただけのものでもなく、そもそもそれ自体が差異として存在しているもの。
毎日変わり続けるもの、というだけでは不十分であり、それはむしろ変化した部分、差異としてはみ出た部分だけのもの。
それが「私」であり、「私たち」でもある。
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その場で跳躍し続けるものというイメージ
ジル・ドゥルーズの反響
ジル・ドゥルーズの「差異と反復」には、何度も立ち戻っています。
自分の創作に一番影響を与えている書物です。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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