安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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2021-01-01から1年間の記事一覧

週初めのメールチェックに気が重いと感じるとき

こんにちは、暖淡堂です。 皆さんは、週初めの仕事用のメールボックスのチェック、気が重くありませんか? 暖淡堂は、いつも気が重いです。 月曜日の出勤時など、足取りも重くなります。 でも、こんな風に作業するとちょっとだけ気が楽になります。 週初めの…

破軍の星 北方謙三 20年物

鎌倉幕府末期の混乱、南北朝の対立、室町幕府による統治。 太平記によって描かれる動乱の時代には、多くの綺羅星が輝き、流れていった。 本書は北方謙三さんによる太平記物の一冊。 主人公は北畠顕家。 本書に出会って、貴族であっても武士を率いて戦をして…

毋先物動、以観其則。動則失位、静乃自得。春秋時代から伝わる心術の歴史 第8回 

こんにちは、暖淡堂です。 ゆっくりと読んでいる心術、今回は8回目です。 前回は、人々の能力を十分に発揮させよ。指導的立場にある者は、別にやることがあるのだ、という感じの文章でした。 今回はまた指導者の心得になります。 現代訳管子四篇: 黄老思想の…

アドバード 椎名誠 30年物

椎名さんの本は、「怪しい探検隊」モノや「赤目評論」モノから読み始めた。 ダラダラと読み続けていたが、ガツンとぶつかるような手ごたえがあったのがこの本。 独身で時間のあったときだったので、ほぼ一気読みに近い形で読み切った。 椎名さんは、世界中を…

毋代馬走。使盡其力。毋代鳥飛。使獘其翼。春秋時代から伝わる心術の歴史 第7回 【管子四篇】

こんにちは、暖淡堂です。 心術を少しずつ読み進めています。 前回までは、上に立つ者の心の在り方が、従う人たちにどのように影響を及ぼすのかが書かれていました。 では、指導的立場にいる者はどのように従う人たちと接するべきか。 それを述べた文章が続…

鷲 西村寿行 25年物

どこかで、西村寿行さんの小説が「まとまりのない〜」と批評していたのを読んだことがある。 まとまりのない、という部分はある程度認めてもいい。 なんであれば、荒唐無稽な、と言われても、そうかもしれないと思う。 しかし、それはある意味、芸としてのも…

故曰上離其道、下失其事。春秋時代から伝わる心術の歴史 第6回 【管子四篇】

こんにちは、暖淡堂です。 管子四篇の心術の紹介、6回目です。 心が欲で満ちてしまえば、目や耳はものごとをありのままに捉えることが出来ない。 前回はそんな内容でした。 今回は、それを国や会社のような組織に当てはめて考えます。 管子四篇 (暖淡堂書房)…

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嗜欲充盈、目不見色、耳不聞聲。春秋時代から伝わる心術の歴史 第5回

こんにちは、暖淡堂です。 管子四篇の心術、5回目です。 今回は、心の状態がどのように身体の器官に影響を及ぼすのかについて書かれた部分を読みます。 嗜欲充盈、目不見色、耳不聞聲。 嗜欲充盈 目不見色、耳不聞聲 欲望が妨げるもの 嗜欲充盈 嗜欲しよくと…

九竅のことを少し詳しく:春秋時代から伝わる心術の歴史 第3回

人は目で見たものや、耳で聞いたもの、鼻で嗅いだり、口で味わったものに対して、欲を抱きます。 自分の外にあるものを、自分のために何とかしたい。 そう思うのですね。 必要な分だけ、ちょうどよく欲しがるといいのですが、過大に欲しがってしまうこともよ…

こんな人には、きちんとNOという

こんにちは、暖淡堂です。 仕事をしていると、本当に仕事で必要なのかと思うようなことが紛れ込んできたりします。 あるいは知り合いと話していて、いつのまにか何かを頼まれていたりして。 頼まれたことを、まあ仕方がないかな、と思って引き受けていると、…

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