石狩川は、台風が近づくと、氾濫が心配された。大きな堤防が造られていたが、それでも何度も川の水が溢れた。
祖父のなくなった日、夏の終わりの台風が来た。通夜の夜、激しく雨が降った。葬儀の日には石狩川が溢れた。そこここで道路が冠水した。その台風では国道一二号線も水に浸かった。
祖父の葬儀のことは、この台風の思い出と一緒になって、記憶されている。
普段はおとなしい、静かな川である。
大地を潤す川である。
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砂川で暮らしていていると、石狩川のことを忘れることはありません。
それと、ピンネシリ。
どちらも、実家から見ると、西側にありました。
日が沈む頃は、この二つの存在を毎日意識していました。
そして、石狩川 豊沼-砂川(三十九)
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