それは華だろうか
足元に散り積もった
色とりどりの
僕の傍にいつもある
ノスタルジーの塊を
チクチクと刺激する
落ち着かなくさせる
そしてあの部屋の隅に
引き込んでしまう
それは華だろうか
季節の変わり目の
雨を呼ぶだけの
雨を呼ぶだけの…
*****
目の端だけで見ることができるものって、ある気がしています。
けっして真正面からでは見えないもの。
そんな感じで見えている華があるようで。
それは、明るい部屋ではなく、過ぎ去った時間を押し込んでおくところでだけ、見えるもの。
にほんブログ村