安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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【現代詩】「華下」 来し方行く先の中間で佇む 現代詩の試み

 

華下

 

梅が咲き、桃が咲き

車窓の景色

 

 

曇天の暗い街に

色を散らし

 

 

丸い花びら

とがった花びら

 

 

いずれも

雨に打たれ

 

 

ふと、風に舞う

儚い色の花びらを

 

 

無数の花びらを

思う

 

 

後、何度

見られるだろうかと

 

 

そんな風に思う

  

*****

 

春に咲く花を見るたびに、来年はこの花を見られるのだろうか、と思うようになっています。

もうすぐ花が咲き始めますね。

今年は、見られそうだな。

 

 

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dantandho

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