高校に入っても、数学と科学、科学の中でも特に化学が好きだった。数学は急に難しくなったが、中学のときの経験が活きて、うまく乗り切れた。
化学は、教師ともうまく馴染めたのがよかった。授業時間以外にも教師と話をした。化学クラブがあったが、正式には入らなかった。それでもときおり顔を出した僕をメンバー同様に扱ってくれた。
ほぼこのとき、僕は今の生活に向かって、進み始めたと思う。
相変わらず英語は不得意だった。単語や文法など、なぜたくさん覚えなくてはいけないのか。それが苦痛だった。当時は英語が不得意科目があることがまったく苦にならなかった。
家では好きな科目の勉強を時々するという感じだった。それで高校の勉強は十分だった。そのやり方で、十分な成績を納めることができたし、大学にも進むことができた。
それでよかった時代だった。
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受験のための勉強をするというのが、なんだかカッコ悪いようにも感じていました。
普段通りの勉強を、無理のない程度にしていればいいのだろうな、と。
それで、受験前日も、いつも通りにギターを弾いて歌ったりしていました。
両親は不安だったでしょうね。
大学進学の方向性を考えていた頃 豊沼-砂川(三十五)
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