まだ木造校舎だった頃の砂川南高校に入学した。
新校舎の建築が高校二年の頃に始まり、高校二年の後半は新校舎を使った。全学年が新校舎に移ったのは、その翌年だった。新校舎は明るくきれいだったが、好きにはなれなかった。
うまく表現はできないが、例えば僕たちがみかんのようなものだとして、新校舎の教室にいると、動くたびに皮が傷つき剥かれていくような感じがし、それが旧校舎では、皮ごと柔らかく包んでくれるように感じがしたためといえるかもしれない。
古い木造校舎のほうがずっとよかったような気がしていた。精神的にとても不安定な時期だった。
そして、高校三年間を通じて、楽しい思い出はほとんどなかった。
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当時の砂川南高校は、現在の北海道砂川高等学校のことです。
東京にも都立砂川高等学校がありますが、そちらではありません。
高校の3年間は、正直なところ、あまり楽しくありませんでした。
それでも、その頃に知ったことや始めたことは、今につながっています。
中学生の頃はずっとアリスやさだまさしさん、その他フォーク(当時はニューミュージックともいっていた)ばかりを聴いていました。
高校に進んで、他の街から通ってくる友人たちと付き合うようになり、ハードロックやヘヴィーメタルなどの曲も聴くようになってしまいました。
はじめは「自分が汚れた」ような感じもしたものです😀
その後、従兄弟の家で、ディープパープルやレッドツェッペリンなどをまとめて聴いて、認識は随分と変わりましたが。
まあ、こんな感じで、自分の高校生の頃を振り返ると、とりとめのない文章になってしまいます。
そのくらい、変化の大きな頃だったのでしょうね。
自分でもうまく説明ができないのですが、それでも今の自分の中に何かが出来上がるきっかけがたくさんあったのだろうと思います。
心の成長が急激に成長していた頃 そして不安定だった
豊沼-砂川(三十三)
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