安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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砂川の四季 クリスマスを楽しみにしていた頃のこと

こんにちは、暖淡堂です。

 

昭和40年代の後半、空知平野の北にある砂川には12月初めには根雪が積もりました。

子供だった私は、次第に積もり上がる雪にかこまれて、学校に通い、遊び、そしてクリスマスやお正月のことを考えて暮らしていました。

そして、年末が近づくにつれ、ワクワク感を募らせていました。

 

小学校一年生の時のクリスマスイブの日の夕方。珍しく母から僕宛に電話がありました。

当時、母は農協のスーパーマーケットで働いていました。

普段一緒に暮らしている母親と電話で話をするのが、なんだかとても恥ずかしかったのを覚えています。

 

クリスマスプレゼントはどんなものがいいのか。

母は僕にそれを聞きたかったようでした。

僕はその頃人気だったサイボーグの人形が欲しいといいました。

母は砂川の街中にあった「ゲンサン堂」という化粧品や雑貨、それに子供向けのおもちゃを扱っていた店から電話をかけていたようです。

 


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僕はその夜、欲しかったものをプレゼントにもらい、とても満足して眠ったことを覚えています。

 

翌日は終業式。

朝、ごはんの炊ける匂いでいつものように目を覚ましました。

プロパンガスを使った炊飯器からは大量の湯気が上がっていました。

 

お正月までのわずかな日々を、また楽しく過ごしたものです。

厚くなる根雪に囲まれて。

 

*☺☺☺☺☺*

 

 

 

 

砂川の四季 クリスマスを楽しみにしていた頃のこと

 

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dantandho


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