こんにちは、暖淡堂です。
年末になると思い出す歌。
さだまさしさんの歌がまず筆頭に上がります。
さだまさしさんの歌には帰郷をテーマにしたものが何曲かあります。
「寒北斗」もその一曲。
この歌の主人公は年末に帰省します。
しかし、この年は普段とは違っていて。
結婚することを告げに、久し振りに両親の元に戻ります。
自らの人生の節目を迎えたことで、昔の両親の振る舞いの裏側にあるものに気づきます。
そしてまた自分自身も同じように年を重ねていきます。
独り言をいう父親。
台所で黙ったまま立ち働く母親。
時を刻み続ける柱時計。
床の間の福寿草。
年末の家の中はいつもと同じ時間が流れています。
その時間を静かに見つめている夜空の寒北斗。
とても優しい曲です。
自宅で、あるいは帰省されて、ご実家でのんびり過ごされている方、この曲を聴きながら時間の流れを思ってみてはいかがでしょうか。
「寒北斗」 さだまさし 帰省の季節に
たまらなく家に帰りたくなることがあります。
もう、生まれた家はないのですけどね。
親の顔を見たい、というのとも違う、帰りたい、という思い。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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