こんにちは、暖淡堂です。
年末になると思い出す曲があります。
高校3年生の年末のこと。
冬休みに入ってから、レコード屋さんでさだまさしさんの「夢の轍」を買いました。
1982年12月11日発売だったようです。
それから少し遅れて購入。
で、買ってきてすぐに聴きました。
その中で印象に残ったのが(他も名曲揃いでしたが)、この「退職の日」。
詩にこめられた想いがその時に理解できていたとは思えません。
それでも、何かを感じたのでしょうね。
父が退職する日の、父と母の姿を見ている僕が語る言葉。
それを何度も頭の中で繰り返して、理解しようとしていました。
当時のさだまさしさんのアルバムに付属していた歌詞カードには、ギターのコードも書かれていました。
レコードを聴いて、気に入ったらすぐに自分でも弾けるようになっていました。
で、この「退職の日」を、ギターを弾きながら歌ってみると。
なぜか、歌の途中で不意に込み上げるものがあって、涙が出てしまいました。
そのときに、感じたものがなんだったのか、もう思い出せません。
今年も、残りわずかですね。
自分の退職の日は、もう少し先のようですが、父や母の暮らしを思いながら、この年末年始を過ごしたいと思っています。
*☺☺☺☺☺*
「退職の日」 さだまさし
大学受験を前にした年末に聴いた曲
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