2010年5月の連休明けの頃。
シラチャの日本人学校に通い始めていた娘が熱を出した。
それで、初めてシラチャの病院に行った。
サミティーベイという病院だった。
(今調べてみると、サミティーベートという名前が正しいようだ)
日本語通訳の人が常駐していて、診察にまったく不安はなかった。
処方してもらった薬を飲んで、サービスアパートメントの部屋で寝ていた。
学校は数日休むことになった。
娘は喉が弱いので、タイのエアコンで体調を悪くしたのかもしれない。
僕は体調の悪い娘を妻に託して、ムンバイに出張した。
インドの大学生のリクルートに行ったのだ。
そこで、インドの人たちの英語の洗礼を受けた。
また同時に、インドの水の洗礼も受けた。
ただ、水の洗礼に関しては、半日ほど苦しんだだけで落ち着いた。
日本から行ったのではなく、タイから行ったということで、回復が早かったのではないかと思っている。
ムンバイでは驚くような光景をたくさん目にした。
夜、歩道で寝ていた老人に気づかず、踏みそうになったのが一番驚いた。
周囲にたくさん人がいる中で、(大の)用を足している人(老人に見えた)にも驚いた。
夕食に訪れたレストランの店内が綺麗なことと、ビール(カールフィッシャー)が思いがけず美味しかったことは驚きだった。
インドにはそのとき限りで、もう行くことはないだろうと思っていたのだが、もう一度行くことになったときは、さらに驚いた。
まったくインド人にはびっくりだ。
タイに戻ってから、風邪をひいて、下痢をしている。
インドから無事帰れたことで、油断したのかもしれない。
体調が悪い中、出勤して会議などに参加していた。
5月下旬になって、やっと日本から発送した船便の荷物が着いた。
荷物の中に、重たい辞書類が入っていた。
日記によれば、その時期、辞書類が届いたことをとても喜んでいる。
2010年5月初旬から中旬 タイの病院とムンバイ出張
【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録

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