「忘れ物の帝王」と呼ばれるほど忘れ物をした。そしてその度に辛く、悔しい思いをした。中学や高校、大学に通う間は、忘れ物をすると自分を責め、次は絶対に忘れ物をしないようにと誓ったものだ。それでも忘れ物をした。
そんなことを繰り返し、いくつか自分なりの対策を立てるようになった。時々忘れ物をしてしまうのは諦めるしかない。ただ、どうしても無いと困るものは絶対に忘れないようにしよう、そう考え、今では出掛けに確認するものをいくつか決めてある。
それらは、財布と時計である。財布には免許証、カード数枚が入っている。財布と時計を持っていれば、出先で大概の用事に不自由しない。で、玄関で財布と時計を確認する。財布をポケットに入れていれば、ポケットを上から叩いて確認する。時計も手で触れて確認する。
出張時は、ホテルでもドアを開けて出る前には同じ確認作業をする。列車や飛行機を降りるときも同じである。
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一人で海外出張しているときは、現金やカード類は金庫に入れる分と手持ちの分に分けて、さらに出かけるときには身につけるものと鞄の中に入れておくものなどに分けたりもします。
自分なりの工夫をしています。
今のところ、大きなトラブルには遭っていないのですが、これからも気を緩めずに乗り切りたいと思っています。
それもこれも、「忘れ物の帝王」と呼ばれた経験が生きているかと。
忘れ物の帝王後日談 豊沼-砂川(十七)
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