こんにちは、暖淡堂です。
僕の勤める会社では、年に1回、アンケート形式でストレスチェックを行っています。で、今年の僕の結果は。
ストレス高の状態。産業医、またはカウンセラーと要面談。確かに心穏やかな状況ではなかったので、結果には驚きませんでしたが。
高ストレスと判断されるに至った理由の方は、また改めて。今回は、外部カウンセラーや産業医との面談の効果について気づいたことを共有したいと思います。
カウンセラーや産業医との面談の効果3つ
1.自分のストレスの原因が客観的に見られるようになる
面談では、自分が現在、なにに対してストレスを感じているのか、説明をすることになります。はじめはストレスの原因を思い出すのも嫌なのですが、それでも少しずつ説明していくと、自分を含めた「ストレスが発生する状況」を、ちょっと離れたところから見ることができるようになります。
ちょっと離れたところから見る。これがとても大事かもしれません。見える風景の中には、ストレスの原因となっている人と自分に加え、周囲の人の姿も現れてきます。この全体像が、ストレス状況の緩和に有効のような気がしています。
実際、自分の場合は、ストレスの原因となっている人と、自分の周りにいる人(部下)とのやり取りが心理的な辛さの理由であるということがわかってきました。そうなると、自分にできることもいくつかアイデアとして浮かんできました。
2.結局自分がどうしたいのかが大事だとわかる
面談で話をするまでは、どうしたら今の状況から離れられるか、忘れて過ごせるのか、ということばかり考えていました。しかし、面談を通して、自分にできる行動が思い浮かべられるようになったので、それもアクションプランに入れることができています。
産業医の先生やカウンセラーの方々から、「ご自身はどうされたいですか?」と、なんどか、それもいくつかのパターンで質問されました。最初は「それを教えてもらいたいのだけど」と思ったりしました。それでも、少しずつ自分にできることを考えているうちに、本当に「もしかしたら、これをやったら状況が変わるかも」といえるものが出てきて。
結局は、どんなことでも、自分がどうするのか、どうしたいのか、がポイントになるのでしょうね。くりかえし、どうしたいのか、と質問されることの効果も実感できています。
きっと、今後、自分に起こる様々な問題に対して、「自分はどうしたいのか」を自分自身に問いかけることが解決に向けた一歩になるということかもしれません。
3.話しているうちに、ストレスの原因が大したことではないように思えてくる
おかしな言い方になるかもしれませんが、自分が話していると、自分が話している内容を聞くこともできます。誰か他の人が話しているのを聞いているような感じですね。
特に、話を聞くのが上手な人と話をしているときなどは、そうかと思います。話をしながら、ときどき笑ったりもすると、ああ、これは笑っていい話なんだという気もしてきます。
ずいぶんと悩んでいた状況なのに、笑える要素もあるということに、改めて気づいたりしますね。
そんな状態で、しばらく話をしていると、悩んでいることが、どうでもいいことに思えてきます。ストレスの原因が、そもそも深刻なものではなく、それに対して自分から働きかけてもいいものかもしれないということもわかってきます。
実際、面談の後、ストレスの原因に対して働きかけてみました。メールでのやり取りがちょうどあったので、ストレスに感じていることをやんわりと知らせてみました。
その直後に電話があったのですが、その当人が普段考えていることなども聞くことのできる機会になりました。関係性が改善していくきっかけになりそうです。
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すべての場合に、産業医やカウンセラーとの面談だけで状況が改善はしないかもしれません。もっと深刻な悩みもあると思います。
ほんの少しでも、この記事がお役に立てればと思います。特に、定年まで残りわずかなのに、しんどい思いをしながら過ごしたくないですよね。それがちょっとでも軽くなれば。
職場でのストレスを少しでも解消したい方、以下の書籍が大変参考になります。怒りは自分の身体を守る「警備隊長」です。頑張ってくれているのですから、うまく付き合っていきたいものです。
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カウンセラーとの面談から少し時間が経って、改めて思うのは、もっと自分のために生きていいのだ、ということ。
自分の時間を大切にしていこうと思います。
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