実家から遠く離れて暮らしていると、どうしても年老いた家族が心配ですよね。
様々な理由で、実家とは別に生活していると、実家の家族に何かがあっても、すぐに駆けつけられません。特に、海外勤務していたり、留学中であったりすると、どうしても実家に戻るのに時間がかかります。
同じように、実家の家族からすると、離れて暮らしている子供たちのことが気になっているかもしれません。
今回は、こんなグッズやサービスがあると、ちょっと安心かなと思うものについて考えてみます。
使いやすい通信機器
年を取ると、最近の通信機器は使い始めるのが難しいものです。
PCや携帯電話を使っていた人にとって、スマートフォンを使い始めるのは、簡単かもしれません。しかし、現役の頃は電卓、ファックスくらいまでは使ったことがあっても、携帯電話を持ったことがなければ、スマートフォンはほぼ無理。
そんな高齢者は、実際は多いのではないでしょうか。
取り敢えずスマートフォンを持ってもらうことはできたとしても、使っているうちにアップデートなどのメンテナンスが必要になったり、表示が変わってしまったりということに対応できず、放置されることもあります。
近くでサポートできればいいのでしょうけど。
スマートフォンで、たとえば親子機のような関係設定が可能で、親機で行った更新はそのまま子機に反映される、とか、子機の機能を親機から操作できるとか、そういったものができれば随分便利になると思います。
チケットの帰省割引、補助
帰省がしにくい理由に、チケット代がまだまだ高いということがあります。
交通費以外にもお金がかかり、一度帰省すると結構な金額になってしまいます。
実家から離れて暮らしていると、帰省費用は家計の大きな負担です。
妻の知り合いの間では「帰省貧乏」とも言うらしいです。
近くに住んでいればいいのでしょうけど…
実家に帰るための飛行機や新幹線、電車等のチケットの割引、または行政からの補助があると嬉しいですね。少額でも助かります。
内部の風通しのよい総合病院
現在は、体調が悪い時は、まずかかりつけ医に行って、必要があれば紹介状を書いてもらって総合病院で診療を受けるという流れになっていますね。
これであれば、適切なタイミングで必要な診療が受けられないリスクがあります。
総合病院に直接行くのも、普通にあり、という状況に戻してもらえないかなと思います。
それはそれとして、総合病院で診療を受けることになったとしても、診療科が異なると相互に連絡がうまく取れていないということがよくあります。
また、同じ診療科であっても、担当医が変わると、また診療が初めからやり直しというようなことも。
癌で療養していた家族が、担当医が突然変わってしまい、それと同時に診療方針も変わってしまった、ということがありました。
担当医間の引き継ぎが適切にされていたかどうか疑問な状態で、いつの間にか診療は打ち切り、ホスピスへの移動の話になってしまいました。
また、我々家族への説明も十分になされないうちに、その家族は亡くなってしまいました。
全てを教えてほしいというのではないのですが、せめてもう少し風通しよく、相互に連絡が取れているような病院があってもいいのではないかな、と思います。
全部の病院が、風通しが悪いということでもないのでしょうけど。
【こんなサポートがあると安心】離れて暮らす家族のために
自分が還暦に近づいているということは、その分両親も歳をとっているということで。
色々と考えないといけないことが増えてきます。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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