こんにちは、暖淡堂です。
還暦、定年まで後少し。
高齢者としての生活の見通しを立てておかないといけない年齢になりました。
高齢になっても、できるだけ自立して健康に過ごしたいものです。
自立して暮らしていくためには、どのような住宅に住むのかがポイントになりますね。
それを終の住処とするならなおさらのこと。
環境が良く、便利な土地に家を建てても、家の中が使いにくいと困ります。
まして、年々歳を重ねていくと、家の作りの些細な部分が気になってきます。
段差が多かったりすると、家の中の移動で苦労することになります。
できれば本当に暮らしやすいバリアフリーの家にしたいものですね。
今回は、安田千惠子さんの著書「人生の最後をどう終えるか」に書かれていた、安田さんご自身がバリアフリー住宅を建てられた時に重視されたことを抜粋して紹介したいと思います。
ガッチリした構造の家を造る、風通しをよくする、身体によい材料を使う
耐震構造にし、窓を多く、天井を高く造って、明るくする。
国産の安い木材を使う。窓は二重ガラス。
日本の環境に合う材料は国産のものであると安田さんはいいます。
そして、しっかりとした建物にして、かつ家の中を過ごしやすくする工夫をされています。
80歳代になっても住めるバリアフリーをめざす
家の中の段差をなくす、車椅子でも移動できるようにする。
1階だけでも暮らせるようにする、玄関、階段、風呂、トイレなどに手すりをつける。
ドアは無くして必要なところには引き戸にする。エレベーターをつける。
階段は四角い踊り場のあるUターン式する、なども実行されたようです。
高いところに収納棚などを作らない
背の高い食器棚などは、地震のときに倒れるかもしれないし、高いところのものは出し入れしにくくなります。
天井に近い天袋も同じですね。手も届かないし、見ることもできない。そんなことになりかねません。
車椅子での生活でも無理せずに使える高さ。収納にはそういった工夫が必要です。
IHクッキングヒーター、照明、配電盤、床暖房
火の取り扱いは危険なものです。衣服の袖などに火がついて、火傷をしたり、火事になったりすることもあります。
多少使い勝手が変わってしまっても、IHクッキングヒーターなどへの切り替えも考えたいもの。
天井にある照明は、自分では取り替えられなくなります。自分でメンテナンスできる照明器具を使うようにされているようです。
配電盤も、使う電気機器ごとにブレーカーをつけるくらいの細かさで作ってもらったようです。
それも手の届くところに。通常は天井近くの高さにつけられますが、高いところの作業は難しくなりますよね。
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自分もそろそろ終の住処のことを考えないといけない年齢になってきました。
まずは、定年後に住むところを決めて、そこにバリアフリーの家を造り込んでいくことになると思っています。
どのような住居で人生の最後を迎えるか
終の住処について考える
自分もそろそろ終の住処のことを考えないといけない年齢になってきました。
まずは、定年後に住むところを決めて、そこにバリアフリーの家を造り込んでいくことになると思っています。
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