後の人たちに、和泉式部と並ぶ才女と評価された人です。
今回は赤染衛門について紹介します。
赤染衛門とは
生年が956年頃、没年は1041年頃。
父は大隅守・赤染時用。
一説では母親の前夫平兼盛の子どもであるとも言われています。
中宮彰子の周りには才女が集まっていたようです。
その人たちが、平安時代の女流文学の中心になったのですね。
この百人一首に選ばれている歌は、姉妹に代わって書かれたもののようです。
相手の男性は藤原道隆。
一条天皇即位により、高位に上りました。
一条天皇と中宮彰子の周りには、政治と文化が育つ状況が生まれていたのでしょう。
時代背景
一条天皇の時代背景は、以下の作品で読むことができます。
藤原北家の権勢がまさに頂点に向かおうとしていた頃ですね。
百人一首の歌
歌:やすらはで 寝なましものを さ夜更けて 傾くまでの 月を見しかな
歌の意味:いつまでも来ない人を待たずに、さっさと寝てしまえばよかったのに、夜が更けて月が傾くまで見ていてしまった。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
にほんブログ村ランキングに参加しています
