「終電の神様」の3冊目です。続けて読んでしまいました。面白いシリーズです。
舞台は池袋、有楽町、新橋界隈、それからずっと離れて鎌倉、湘南あたり。範囲がずっと広がります。それでも、終電が物語のテーマであることは変わりません。
が、この巻では台風接近によって時間が繰り上げられた終電になります。
終電が出た後は、街に取り残された人々は台風の夜を過ごさないといけません。
読みながら、そういえば子供の頃は、たまにしか来ない台風が好きだったことを思い出しました。北海道なので、来たとしても勢力は大分弱まっていました。
台風の夜の、非日常感が好きだったのかもしれません。
そんな気分が、この本では十分に楽しめました。
それに、ちょっと大人の物語と。
なかなか「い」に進めないなあ。
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そういえば、「台風クラブ」という映画がありましたね。
台風の夜に、何かが大きく変わることを期待する。
そんな感じの映画でした。
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時間が繰り上げられた終電の後のドラマ 阿川大樹
「終電の神様 台風の夜に」
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