また「終電の神様」を読んでしまいました。「あ」の作家から進みません。昨年中に「い」に進みたいなと思っていたのですが、全然ダメですね。面白い作家さんがたくさんいるみたいです。
で、この「終電の神様 始発のアフターファイブ」は、それぞれのストーリーが少しずつ交錯します。独立したお話なのですが、ちょっとずつ登場人物間に繋がりがあったりします。そこがまた、上手だなあと感心するところ。
舞台は新宿駅、又はその周辺。特に歌舞伎町の辺り。時間帯は終電から始発までの間。そこに、様々なドラマが起こり、それぞれに進行します。
場所や時間帯の設定から、ちょっと敬遠する人もいるかもしれません。しかし、心配は不要。どれも読後感は最高です。ああ、いい小説を読んだな、と思えること確実です。
そして、ちょっと大人になれたかな、とも感じられます。
シリーズのようになっていますね。見つけたら読んでみようと思っています。
なかなか「い」に進めないなあ。
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新宿の魅力 阿川大樹
「終電の神様 始発のアフターファイブ」
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