2度目の4連休を利用して、お台場の日本科学未来館で開催されていた「きみとロボット」展に行ってきました。
夏休み中だったせいか、子供の団体が多かったのですが、それでも割とゆっくりと見学できました。
企画展の会場に入ると、入り口近くにこれまでに開発されたロボットが、国産のものを中心に展示されていました。
見慣れたものもいくつかありました。ああ、確かに「ロボット」だなと思わせるものばかり。
で、ふと思いました。「これらを見てすぐにロボットだな、と思うのはどうしてかな」って。
見てすぐにロボットだと思う理由
それは、重そうで、硬そうだからじゃないかな、というのが僕の一応の答え。
これまでに開発されたロボットが硬くて重たいのは、決まった動きのための部分を作り上げるためのパーツからできているから。
例えば、手のように物をつかむということをさせようと思うと、物をつかんでいるためにある程度の強度がある素材を使わないといけません。
それに力を伝える部分も、力に耐えうるものでないとだめですね。
それで、手のような動きをするロボットは金属製の骨格にチェーンやワイヤ、圧搾空気を通すチューブなどで作り上げることになります。
全体が重たくなってしまいますね。
このように作られたものは、重そうで、硬そうです。
だから、これはロボットであり、機械だよなあ、と思うわけで。
歩くロボットも同じです。
こちらは、自分の重さに耐えるために、さらに頑丈な骨格を持たないといけない。
それで一層重そうになりますね。
アンドロイドも見てわかる理由
より精巧に作られたアンドロイドも、すぐにアンドロイドだとわかります。
こちらもパーツがそれぞれに出来上がったものを組み立てているから。
一番気になるのは、頭髪や眉毛、まつ毛など体毛の生え際など。
作られたものは、どれほど品質の良いものを使っていても、作られた瞬間で止まっています。綺麗にそのままの状態。
本当の、生きている人間であれば、じわりじわりと変化をし続けているもの。
アンドロイドにはそれは決して起こりません。
その意味では、市松人形の方がアンドロイド的かもしれませんね。
だから、怖いのかもしれませんが。
ロボットの方向性の一つ
ロボットとは、人に代わって働くもの、だとすれば、ガンダムなどはその一つの方向性を示していますね。
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ロボットはパーツを組み立てることで出来上がるもの
だから重く硬くなる
エヴァンゲリオンの装甲の中を考えると、あれはロボットではなさそうですね。
なにかとんでもないものがそのあたりにありそうです。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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