こんにちは、暖淡堂です。
中学生の頃から高校生くらいまでの間、平井和正さんの作品を好んで読んでいました。
ハヤカワの「狼男(ウルフガイ)」シリーズにはハマっていました。
平井さんの作品で、角川でも刊行されていたものは、その多くを読んでいました。
当時購入していた本は、実家の引越しの時に処分されてしまって、今手元にはどれもありません。
絶版になっているものが多く、ほとんど再入手が不可能な状態です。
数年前にたまたま古書で見つけた「死霊狩り(ゾンビー・ハンター)」全3巻は、宝物として長く残しておきたいと思っています。
で、この本を眺めていて、とても懐かしいな、と思ったのが、巻末の作品一覧。
この「死霊狩り(ゾンビー・ハンター)」の少し後から「幻魔大戦」の一連の作品が発表されました。
「幻魔大戦」もずっと読み続けていたのですが、途中で息切れしてしまったことを思い出しました。
もともとは石森章太郎さん画の漫画の原作で、小説としては「幻魔大戦」、「真幻魔大戦」などと続いたかと思います。
アニメ映画にもなって、ファンが増えた時期ですね。
ただ、途中から「GENKEN」のような、ちょっと宗教団体チックなものが登場する辺りから、気持ちの上での距離ができてしまって。
シリーズの途中で離脱してしまいました。
「幻魔大戦」よりも前の諸作品の方が好きでした。
とくに「狼男(ウルフガイ)」シリーズ、「サイボーグ・ブルース」、そして「死霊狩り(ゾンビー・ハンター)」などがお気に入りですね。
平井作品の魅力は、エンターテイメント性だと思います。
それらが、特にこれらの作品では発揮されています。
「死霊狩り(ゾンビー・ハンター)」シリーズは再版されているようです。
未読の方は、ぜひどうぞ。
休日の午前中、自分の書棚を眺めている時間もいいですね。
なんだか色々と思い出したりします。
*☺☺☺☺☺*
にほんブログ村