2010年8月下旬。
北海道帰省から僕だけ先にシラチャに戻っていた。
数日遅れて妻と娘が戻ってきた。
娘は、残りわずかの夏休みで、読書感想文を書き始めていた。
それに妻はつききりでサポートをしていた。
読書感想文の課題図書は、帰国した時に購入。
それを読むところから始めていた。
この頃、家族で暮らしていたサービスアパート(ホテル)のフロントで、日本で放送されているTV番組や映画のDVDが借りられることがわかって、それを時々部屋で観るようになっていた。
日本のTV放送は数局観ることができたが、画像が悪かったので、このDVDはよく借りることになった。
今思えば、著作権の処理などをどうしていたのか、かなり怪しい部分はあるが。
パタヤのセントラルの中にCDショップがあって、そこでDVDも売られていた。
この頃買ったのが、「カールじいさんと空飛ぶ家(邦題)」。
タイにいた頃は問題なくDVDプレーヤーでもPCでも視聴できたが、それを日本に持ってくると観られなかった。
ちょっと理由があって、リージョンフリーにしてあったものだけが日本でも観られた。
タイで買ったDVDが数枚、今もただしまったままになっているのが、少し勿体無い。
タイは建築工事のスピード感が、建物ごとに物凄く違う。
ビルなどは、建築中なのか、解体中なのか、よくわからない状態だったりする。
一方で、人々の人気を集めそうなものはあっという間に出来上がる。
シラチャのサッカー場は、工事を始めたなあ、と思っていたら、いつの間にか出来ていた。
そして、いつの間にか、毎週末には試合が行われるようになった。
僕も娘もシラチャFCのテーマ曲は、今でも歌える。
そのくらい、よく耳にしていた。
僕はサッカーにはあまり興味はないが、サッカー好きの人であれば、ベランダに椅子を出して、ビールを飲みながら試合観戦をしたことだろう。
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