こんにちは、暖淡堂です。
昭和の頃のことを時々思い出しています。
今ちょうど高校野球の春の選抜大会が行われています。
最近の選手の髪型を見ると、昭和(僕たちの学生時代の頃)とはずいぶん変わった気がします。
丸刈りでない選手の数が、増えていますね。
ちょっとおしゃれな髪型をしている選手もいるくらいで。
僕たちの頃(繰り返しますが、昭和のことです)は、全員丸刈り。
髪が伸びてくると、すぐに短くしていました。
野球部だけやっていればよかったのでしょうが、学校によっては運動部は皆丸刈りというところもあったようで。
僕の通っていた中学校(豊沼中学校)は、野球部は基本丸刈りでした。
「丸刈り以外でもOK」だった運動部はいくつかありましたが、その代表が「軟式テニス部」。
で、中学の3年間は「軟式テニス部」に所属していました。
野球部にも憧れましたが、丸刈りが嫌だったからです。
自分が他の人にどう見られるのかがとても気になり始めていたお年頃でしたね。
特に、僕の場合、子供の頃に怪我をしたり、犬に噛まれたりした痕が小さなハゲになって複数残っています。
髪を短くすると、それが全部見えてしまうのが一番辛かったというのもあります。
今思えば、あのころ丸刈りにして、小さなハゲを全部晒してしまっていれば、ちょっと違った人生を歩んでいたのかもしれないという気もしますが。
可愛らしい小坊主さんキャラで生きるというのも、悪くないかもしれません。
今の学生さんたちは、自分がいいと思う髪型など、比較的自由にできますね。
普段の生活の中で、思うことが表現しやすい時代になったということでしょう。
とてもいいことだと思います。
僕たちの時代(昭和)は、今よりは制約が多かった。
それでも、個性的な人も多かった。
今からは想像できないほど、「自分」として存在していた人がたくさんいた気がします。
制約の多さに対する反発もあったのかもしれませんね。
今は、いろいろなことに対して、比較的許容されやすい時代。
それがかえって、「個性」を磨く機会を減らしているのかもしれません。
「昭和の人間」の「個人的な感想」ですが。
*☺☺☺☺☺*
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