こんにちは、暖淡堂です。
アリスの曲を聴くと、シングルが発売された当時、自分がどのような暮らしをしていたかを思い出します。
そのくらい、いつも聴いていたということかもしれません。
「夢去りし街角」(B面は「逃亡者」でした)を聴いていたのは中学3年生の頃。
五月の連休前後だったかもしれません。
その頃は、まじめにはやっていなかった部活の練習があったり、あまり力を入れていなかった高校受験のことを時々思い出したりしながら、SFや漫画を読み続けていました。
ギターも練習していましたね。
そんな感じで過ごしていた時期です。
この曲でいつも思い出すのが、適当にやっていた部活で使っていた部室のこと。
軟式テニス部だったので、部室には大きなブラシやトンボ風のもの、白線引きと石灰の粉、予備のネットなどが置かれていました。
いつも埃っぽかったですね。
土曜日はその部室でお弁当を食べてから、自分のラケットとカゴにいれたたくさんのボールを持ってコートに出ます。
壁打ちをしたり、乱打をしたり、おしゃべりをしたり、草むらでゴルフをしたりして過ごしました。
で、午後遅くなって、適当に切り上げていた訳です。
「重いコンダラ」を引き、ブラシをかけてから、部室に戻り、着替えました。
部室の窓からは夕暮れ時の光が差し込んでいて。
「夢去りし街角」を聴くと思い出すのが、その光景です。
あの頃の仲間の何人かは砂川に残り、何人かは僕のように遠く離れて暮らしているのでしょうね。
そんなことを、ついつい考えてしまいます。
「チャンピオン」の次に発表された曲です。
僕は、この曲にアリスの転換点を見るのですが、いかがでしょうか。
*☺☺☺☺☺*
「夢去りし街角」 アリス
あの頃の部室の埃っぽさを思い出す
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