安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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【終活の一歩手前】遺品整理を実際に経験してわかったこと 業者選定はよく考えて

 

ずっと一人で暮らしていた義母が亡くなった後、義兄夫婦と我が家の嫁さんが遺品整理をしました。

僕は相談にのったり、できることを少しだけ手伝ったりしただけですが、色々とわかったことがあります。

 

自分の両親も、実家で暮らしているので、これから遺品整理などを実際にしないといけません。

そのときの参考になるようなことがいくつかわかりました。

 

今回の記事では、いくつかの買取業者とのやり取りでわかったことを、まずは自分のための備忘録としてまとめておきたいと思います。

内容が皆さんの参考になれば幸いです。

 

回収業者には「買取業者」と「粗大ゴミ回収業者」がある

遺品整理を相談する業者は、大まかに「買取業者」と「粗大ゴミ回収業者」があります。

いずれも、買取可能なものは買い取ってくれるのですが、「粗大ゴミ回収業者」は提携している業者に別途依頼することが多いようです。

一方の「買取業者」は、まず遺品の価値評価をしてくれます。買い取ってもらえるものをまず分けて、残りを廃棄する形になります。

「粗大ゴミ回収業者」は、下見のときに、ゴミ回収車何台分、みたいな見積もりをします。

基本、ゴミの扱いになるようですね。

 

着物買取後の行き先

今回、着物の買取をお願いした業者の方から、面白い話を聞きました。

その業者では、買い取った着物を、レンタルで使ったり、映画やドラマの衣装として貸し出したりする、とのことでした。

他の業者では、着物を端切れにして売ることが多いようです。

ドラマや映画を観ているときに、そういう着物が使われているかも、と思うと、なんだか興味がわきますね。

 

美術品の行き先

義母は絵画の趣味がありました。それも本格的な油絵で、小さなものはゼロサムから大きなものでは100号サイズの作品がたくさんありました。

これの整理も、相談できる業者がありました。一旦全部引き取って、オークションにかけるようです。

一部は学生がキャンバスを再利用することもあるとのことでした。

知り合いや親戚で分けた後もたくさん残っていた絵画ですが、引き取ってもらえてよかったです。

「粗大ゴミ回収業者」の方も引き受けてもらえそうでしたが、そちらはやはりゴミ回収車何台分、という見積もりだったので、辛くて頼めませんでした。

 

買い取ってもらえなかったモノ

物としては価値があるのに、どこも引き取ってくれなかった物があります。

それは「毛皮」。義母の遺品には、頭のついたミンクの毛皮がありました。

業者の方によると、自然愛護の広まりで、買い取っても売れないようです。

今はフェイクファーなどがあって、主流はそちらとのことでした。

 

*☺☺☺☺☺*

 

遺品整理には「思い入れ」の部分も大切に

いろいろな事情で、遺品整理を早く済ませたい、と希望されることもあるかと思います。

一番手っ取り早いのが「粗大ゴミ」として廃棄。

しかし、それでは亡くなった人の「思い」がなんだか無にされているような気がします。

丁寧に、亡くなった人の思いも整理していくためには、少し時間に余裕を持つことと、適切な業者選びが大切でしょう。

*☺☺☺☺☺*

 

 

【終活の一歩手前】遺品整理を実際に経験してわかったこと 

業者選定はよく考えて

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