本を大切にする。
自分の本も、それ以外も大切に扱う。
自分の書棚にある本は、時々手に取り、ページに息を吹き込む。
挟まれた時間に、しばしの動きを与える。
図書館の本は特に大切にする。
借りていたときに付着していたゴミなどは出来るだけ落とす。
新たな汚れはつけないようにする。
書店の本も大切にする。
誰かが手に取り、そのページに記された言葉に命を与えることがあるはずだから
*☺☺☺☺☺*
ネットワーク上にデータとして蓄積されているものは、何らかの理由で電気が途絶えたら、一定の期間後には消えてしまいます。
紙に書かれたものはそれよりも、少しだけ長く残ります。
木や竹や絹に書かれたものは、それよりもう少し長く残ります。
石や金属や、亀の甲羅に刻まれたものは、さらに少し長く残ります。
それでも、どれもいつかは消えてしまいますね。
いつまでも残るのは、空間に発せられた声の「エコー」でしょうか。
振動の痕跡は無くならないかもしれません。
まるで「幼年期の終わり」みたいですが。
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