こんにちは、暖淡堂です。
読書の秋ですね。暖淡堂は夏でも秋でも本を読み続けています。もう趣味ではなく、習慣ですね。その時その時の自分の中身は、読んでいる本とほぼ同じ、くらいに感じたりしています。
で、春日武彦さんの「待つ力」を読みました。今回の読書で共感したのは以下の点です。
電子書籍の本と紙の本
電子書籍のリーダーでは、残り何ページと表示されています。リーダーによっては、残りページ数がグラフ風に表示されたりしますね。それで自分がどのくらい読み進んだのかがわかります。紙の本は、持った感じですぐにわかります。残りページが体感的にわかります。
で、たとえばミステリであれば、残りページがこのくらいでものすごく犯人ぽい人が出てきても、これはミスリードかな、とか、もう一山ふたやまあるな、とか思いながら読めます。
厚い本であれば、自分の達成感を感じながら読み進めることができますね。
ここまで書いて、思ったのですが、電子書籍なりのミステリの書き方ってあるかもしれません。紙の厚みがないことを利用した叙述トリックのようなものとか。誰かチャレンジされないでしょうか。もうあるのかな?
頑張り方が分かれば半分以上は解決している
「人事を尽くして天命を待つ」の流れで出てくる言葉です。何を頑張っていいのかが分からないのであれば、人事を尽くせません。それをはっきりさせるための多大な努力がまず必要です。そして、何を頑張ったらいいのかが分かれば、どのくらいでどの程度の結果が出そうか、大体の見通しが立ちます。
と、これも、ここまで書いて思うのですが、ブログも同じですね。当ブログは雑ブログなので、このまま続けていって皆様にお付き合いを願う形です。書いている本人は、健康のバロメーターみたいな感じで続けています。
しかし、最初から収益化を目指して始めた人は、かなり苦しいのではないでしょうか。それって、何をどのくらい頑張れば、どのくらいの結果がついてくるかが分からないからでしょうね。
「待つ」ことのスリルと醍醐味
一方で、頑張ったことの結果があらかじめわかっていたら、それはそれで「ツマラナイ」。どうなるか分からない、未確定の部分があるからこそ面白いということもあります。「待つ」ことで、意表をついた解決と出会うかもしれません。それが、時間の中で暮らしている私たちにとっての「待つ」ことの醍醐味ではないでしょうか。
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「待つ力」 春日武彦
「待つ」ことのスリルと醍醐味
十分に努力をして、やるべきことはすべてやり終えて、あとは結果を待つだけ。
入試などはそんな感じですね。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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