走り去るもの
電車の音が
近づき、離れていく
雪混じりの風が
窓硝子を叩く
日々が去り
日々が訪れる
ここ、にいるはずの僕が
一番初めに
走り去る
あの雪山の
細い枝は
きっと
風に鳴っている
*****
子供達が、夕暮れ時に、外で遊んでいる。
その声を聞きながら、大人たちは、夜を迎える支度をしている。
ただ、静かに雪の降る日に。
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電車の音が
近づき、離れていく
雪混じりの風が
窓硝子を叩く
日々が去り
日々が訪れる
ここ、にいるはずの僕が
一番初めに
走り去る
あの雪山の
細い枝は
きっと
風に鳴っている
*****
子供達が、夕暮れ時に、外で遊んでいる。
その声を聞きながら、大人たちは、夜を迎える支度をしている。
ただ、静かに雪の降る日に。