こんにちは、暖淡堂です。
おせちの予約が始まっていますね。
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早いもので、今年も残り四ヶ月。そろそろどのようにお正月を迎えるか、考えないといけない時季のようです。
おせち料理には、それぞれの地方で特色があるのでしょうね。僕は北海道。Wifeも北海道出身。それぞれお正月によく食べていたものを紹介します。
鯨汁
鯨肉または鯨ベーコンを入れた汁物です。牛蒡、大根、人参、蒟蒻、豆腐などを入れます。塩か醤油で味付けをします。感じとしては、三平汁の鯨肉版ですね。これを大晦日か元日に食べます。鯨ベーコンは、日本酒の肴としてもとても良いのですが、あまり見かけなくなりましたね。あっても、昔に比べるとずいぶん高い。お正月のご馳走になってしまいました。
昆布巻き
昆布の中に身欠きニシンを巻いたのがスタンダードでした。祖母や母が手作りでたくさん作って、お正月に食べました。そういえば、身欠きニシンも家で作っていましたね。たくさんニシンを買って、開いて、干していました。数の子も作っていました。猫が嬉しそうにウロウロとしていたのを思い出します。
松前漬け
白いご飯のおかずとして食べるのが一番です。これだけ食べていると、口の中がしょっぱくなります。なので、正月料理として出てきてもあまり好んでは食べませんでした。が、大人になって、お酒を飲むようになると、これもまたいいかなと思うようになりましたね。だから、お正月料理なのか、と改めて納得したりしています。
飯寿司
シャケやニシンで作った飯寿司は必ずありました。我が家はニシンが多かったかな。で、これは僕にとっては鬼門。ダメでした。寿司というのでご飯の部分をメインに食べるのかと思ったのですが、そうではなかったようで。ルーツは鮒寿司ですかね。魚の保存食。発酵させて長持ちさせるという。ご飯は発酵させるために加えられているもの。僕はファーストコンタクトに失敗したようです。実家の家族の中で、僕だけが食べられません。
昆布の巻き寿司
こちらは僕も好物にしています。甘めの醤油出汁で煮た昆布で、酢飯を巻きます。真ん中に紅生姜と刻んだネギを入れて。海苔の代わりに昆布を使った感じです。これを何本も大皿の上に積み上げて、たくさん食べます。お正月の食卓の、中央部分は昆布の巻き寿司が占領していましたね。
おせちの予約が始まっていますね
そういえば北海道の実家のおせちにはこれがあった
次のお正月はどんな感じになるのでしょうか。
コロナはどうなっているのでしょうね。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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