東大寺正倉院所蔵の香木蘭奢待(らんじゃたい)を所望した将軍家斉の命を、南都から送り込まれた幻術使いの刺客が狙う。居合の達人、鬼役の矢背蔵人介は、将軍の命を守る最後の盾となる。
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「鬼役」シリーズ、続けて読んでいます。笑ってよさそうな部分が、次第にわかってきました。ポイントは矢背蔵人介の養母志乃と妻幸恵の登場する場面の近く、かな。
幻術の使い手が現れてしまいました。今後、どのような展開になるのやら。そういえば、「居眠り磐音」のシリーズにも、幻術使いが出てきたような気がします。
通勤の電車の中とか、在宅勤務中の休憩時間など、ふと、時間が出来ましたら是非どうぞ。
乱心 鬼役(三)坂岡 真
冷静沈着な主人公の姿に惹かれますね。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。