小学校への通学路は、父の通勤路と同じ道だった。父は自動車を利用して通勤していた。おそらく小学三年生頃からだったと思うが、僕は父の自動車に乗せてもらって通学するようになった。二歳違いの妹も小学校に入学していた。二人で自動車で学校まで送ってもらっていた。帰りは自分の足で歩いた。
冬は雪で遊びながら帰った。除雪車が残した雪山に登ったり、雪で人形を作ったりした。当時のロボットヒーローになった気になり、小さな吹き溜まりを蹴り崩しながら歩いた。普通に歩く時間の倍くらいはかかっていたような気がする。思えば、とても楽しい時間だった。
吹雪くと、妹と二人、先生に家の近くまで送ってもらった。近所に同年代の子供がいなかったから、集団下校というのが不可能だったのだ。同年代の子供がいないだけではない。そもそも近所の家自体が少なかった。
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小学生の頃は、テレビアニメが好きで、よく観ていました。
小学2年生のときに「マジンガーZ」が始まり、その他にもたくさんの番組がありましたね。
そのどれもが好きでした。
その中でも、なぜか今でも時々思い出すのが「魔神バンダー」です。
人気はあったのかな。
デザインは、なんとなくゴロゴロとした球体状のものをつなげた感じ。
画面も暗かったので、全体像がいつもわかりませんでした。
覚えている人、いるかな。
雪の積もった通学路 豊沼-砂川(十三)
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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