安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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【現代詩】「雪 籠」 軽やかに舞う雪と異国の怪のイメージ 現代詩の試み

雪 籠

 

 

    雪 粉雪 吹雪

 

暗い窓 

滑落する

重い渦

 

零下

浮かぶ

人影

 

鬼面

高麗の 

手足

しなやかに

 

遠く 

とん、とんとん

 

静かに

散らし

 

不意に

吹雪

厚く

流れ込み

円舞台

練り込まれ

 

遠い

とん、とんとん

 とん、とんとんとん 

 

ふと

目覚める

赤子

 

一人

闇に

 

耳を

溶かし

  

  

 

 

 

 

 

【現代詩】「雪 籠」

軽やかに舞う雪と異国の怪のイメージ 

現代詩の試み

 

またお立ち寄りください。

どうぞご贔屓に。

 

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