安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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2010年2月下旬 家族の引っ越しが近づいてきて、バンコクのざわつきが気になり始めた頃【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】

2010年の2月下旬。

タイでは乾季の終わりが近づき、時々激しい雨が降るようになっていた。

家族のタイへの引っ越しは3月下旬。

それまでの、残り一月ほどの単身駐在となっていた。

 

その頃、会議などでバンコクに行くと、所々で人々が集まってデモをする様子を見かけた。

タクシン派、反タクシン派、それぞれが集まっていたようだった。

この頃はまだ、大きな騒動にはなっていなかったが、それでも街中はザワザワとした感じだった。

 

www.jetro.go.jp

 

現地のスタッフからは、デモには決して近寄らないように、と言われていた。

紀伊國屋書店のあるショッピングセンターの周囲も、人の集まりがあった。

もしかしたら、しばらくは本の入手が難しくなるかもしれない。

そう思い、週末に出かけたときは本のまとめ買いをした。

 

ちなみに、デモで集まっていた人たちが暴徒化し、街中にバリケードを組んだりしたのは、僕の家族がタイに引っ越してからだった。

赤や黄色や青に色分けされたグループに分かれていた。

暴徒化した以降は、現地のスタッフからバンコクの中心街方面行きを控えるように言われていた。

それで、しばらくは妻や娘をバンコクの買い物に連れて行けなかった。

 

2月の最終週の週末に、家族で暮らすための大きめのサービスアパートに引っ越した。

広い部屋で一人きりでいるのは寂しかった。

 

この頃になると、エアコンの効いた部屋での過ごし方がわかってきていた。

オフィスでの仕事中は、軽めの上着を着るようになって、随分と楽になった。

エネルギーの無駄遣いではあるが、それも受け入れた。

 

家族を迎え入れるにあたって、現地のホームセンターの下見をしていた。

Home ProやIndexというところに、何度か足を運んだ。

品揃えの印象は、「同じものがものすごくたくさんあるなあ」っていう感じ。

日本は、「いろんなものがたくさんあるなあ」という感じなので、随分と違う。

この「同じものがたくさんある」という印象は、駐在期間が終わることでも、ほぼ変わらなかった。

 

まだまだ同じものがたくさん売れていたということだろう。

 

この頃は、ビールはほとんどチャーンだった。

まとめ買いして、ほぼ毎晩飲んでいた。

 

 

 

 

2010年2月下旬 家族の引っ越しが近づいてきて、

バンコクのざわつきが気になり始めた頃

【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】

 

 

 

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