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こんにちは、暖淡堂です。
易の六十四卦を理解するための基本となる八卦の説明をしてきました。
今回は最後の卦、坤です。
坤は乾と対になります。
乾は天、父、固いもの、強さなどを象徴し、坤は大地、母、柔らかなもの、弱さなどを表します。
しかし、その柔らかなもの、弱いものが大地となってすべてのものを支えています。
以下の新井白蛾の説明を読んでみましょう。
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坤 新井白蛾「易学小筌」
坤(こん) 地 八 漸(ゆるやか)にあり頓(にわか)になしの意
坤は順である、陰は陽に順(したが)うという意味である。
牛、牝馬(めうま)、百獣
布帛(ふはく)糸綿(しめん)〔すべて糸類〕、瓦器(がき)〔すべて土器焼物類〕
輿車〔地はものを戴くという意味である、そこから推すべし〕
方(かたなる)物、釜〔中虚ろにして物を受けるという意味〕、嚢(ふくろ)〔釜の意味と同じ〕
柔らかなもの、衆多なもの、柄のあるもの、武具の類
五穀、土中のもの、裳(も)
天陰(くもる)、霧
田野、平地、倉庫、村舎
腐草
后母、腹の大きな人、老女、農人、楽人、吝嗇、柔懦(しりかる)
文章
腹、肉、脾、胃〔病はこれらに同じ、また消化不良〕
食物は五穀の類、村野のもの、槳〔醤油の類、大陰に属す〕
味は甘、色は黄
迷わずとし、また迷うとする
易の始め方は以下をご参照ください。
またお立ち寄りください。
どうぞご贔屓に。
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