安心感の研究 by 暖淡堂

穏やかに日々を送るための試みの記録

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【臨済録を読む】上堂(4)「師云、賓主歷然」(主人と賓客との差は歴然としているではないか、と師は答えた) 賓主とは 原文と現代語訳

こんにちは、暖淡堂です。

 

臨済録」上堂から以下の一文を紹介します。

 

原文:師云、賓主歷然

現代語訳:主人と賓客との差は歴然としているではないか、と師は答えた

 

両堂(東堂と西堂)の首座(修行僧の最上位の者)が出会い頭に喝を交わします。

それについて、修行僧の一人が臨済に問いかけます。

この二人の首座の喝には、違いがあったのでしょうか、と。

修行僧にとっては、二人の首座の喝はまったく同じに思えたのでしょう。

それに対して、臨済は「主人と賓客との差は歴然としている」と答えます。

 

これはどのような意味でしょうか。

おそらく首座二人のことではなく、今問いかけている修行僧自身のことを言っているのでしょう。

そして主客ははっきりしているだろう、それに気づけ。

臨済はそう説いているのだと思います。

 

sanboku.blogspot.com

 

 

臨済録】上堂(4)「師云、賓主歷然」(主人と賓客との差は歴然としているではないか、と師は答えた)

賓主とは

原文と現代語訳

 

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